土地探しと小中学校の口コミ

いよいよ、我が家も、土地探しをはじめました。

最終的に、実家の鹿沼に戻るか、宇都宮で住むか・・・

それはまだ分かりません。

 

もし、僕が実家に戻った場合、弟は全く陽が入らないような土地を譲り受けて家を建てる事になるのが可哀想すぎるのです。

もし、宇都宮に家を建てる場合は、僕自身が南側が塞がれていて、太陽の取り込みを工夫すればQ1.0住宅が可能だという証明の為の自邸を建てようと思っている。

難しい土地に対して、僕の設計人生をかけた設計が出来るのだ。

言ってみれば「挑戦」である。

鹿沼の実家であれば、好き放題自由な家が設計出来るだろう。

本来はその方が良い。

誰だって、陽の光は欲しいと思うよね。

 

まあ、そんなわけで、土地探しをしていると、宇都宮で一千万くらいの土地というのは、接道している部分が2~2.5mの「旗竿敷地」

全面道路は4mだけど、そこに行くまでが超狭いとか、そんなんばっかり(笑)

北側に交通量の多い道路がある土地とかさ。

鹿沼寄りの土地になれば、もっと安い値段で売りに出ていたりする。

 

まあでも、接道が2m程度というのは、凄まじく致命的であり、売る側としても、同じく致命的なのだね。

だって、車って横幅大体2mだからね(笑)

自分達はいいけど、来客を考えると難しいよね。

 

で、土地探しで我が家にとって重要な1つに小中学校の「学区」。

基本的に僕は月に3~4回は埼玉だったり東京方面へセミナーや会議の為の出張がある。

そして、万が一宇都宮に住む場合は鹿沼の実家へも30分くらいでいけるのが理想的。

また、栃木市方面の設計依頼も現在3組いますので、業務エリアが遠くならないようにしたい。

そして、毎回道路が渋滞する所を通るのは避けたいなど・・・

「仕事」をする上での判断材料と、子ども達の「通学」する上での判断材料と、「小中学校の雰囲気」というものが基本的な主軸となる。

で、最近中学校の口コミがある事が分かった(笑)

 

この口コミというのは、基本的に判断材料の1つとして有効なのだけど、ほとんど鵜呑みにする事はない。

口コミというのも・・・

  • 口コミする人の人間性のレベル
  • 口コミする人の考え
  • 口コミする人の常識

これらの、口コミする人の「属性」によって、評価は大きく変わるのだよ。

 

やっぱり、世間を知らなすぎる人とか、自分の子ども一番で回りが見えない人とか、自分の考えとちょっと違うと低評価しか出来ない人とか、いるじゃない?


で、口コミの内容もさ、「先生に対して」の文句や苦情って、あまり意味がない。

だって、次の年に移動になってしまうかもしれないし、定年してしまうかもしれない。

校長によっても変わってきますよね。

僕らが中学の頃に新米教師でやってきた人たちが、多分今の校長・副校長になり始める感じだと思う。

 

学校が荒れているかどうかも、その年によって変わる可能性も高い。

ちなみに僕が中学の頃は、2個上、1個上は県内で一番悪いと言われていた。

卒業式にはパトカー来てたし、先輩たちは学校で普通にシンナー吸って歩いていたり、1階のトイレに入ったら、6人くらいで輪になってヤンキー座りでタバコ吸っていたり・・・

「神長よ~~オレの事、神力建設にいれてくれよ~」って数名に絡まれたり・・・

兎に角、『湘南純愛組』とか『特攻の拓』の世界のキャラ達と同じ様な実写版な感じでしたよね(笑)

 

まあ、そんな中で育って、思春期を迎えて、大人になったわけですが・・・

仲の良かった友達たちは、不良グループに入っていき、僕は先生から親に「付き合っている友達が良くない」とか話しされたりしたみたいですが・・・。

 

高校の時、ピザーラでデリバリーのバイト中、暴走族に進学した当時の友達たちに遭遇し「おお~~神ちゃ~~~ん」みたいな感じでピザーラのバイクを取り囲まれて「恥ずかしいからやめろ!!(笑)」って場面も何度かありました。

それが、僕が思い出としてある「鹿沼」です(笑)

 

僕は真面目に仕事しています。

中学時代は不真面目でも、今は真面目に仕事をしている人もたくさんいます。

 

勉強が出来るようになるかどうかって、先生というか担任の先生だったりの影響もとても大きいものだったりすると思いますが、やっぱり一番は「親」だと思うのです。

勉強が好きな子とか、運動が好きな子、諦めない心を持つ子、おとなしい子などなど・・・

それって、小学校上がる前の幼稚園とか保育園の年齢である程度決まってくるように思うのです。

余りにもスパルタすぎると、子どもは嫌になると思いますし、好きなものも嫌いになりますよね。

塾だって、本人にやる気が無ければ全然成績は上がらないし、嫌々行く感じです。

 

人生において重要な事って、結局は親が教えていくべきだし、そういう所は別に学校に求めてはいない。

ただ、学校全体としての学力とか、運動力というのは少し重視したい。

 

でも、子どもにとって、一番子供の為に考えたい事は、家から学校までの距離だったりするかな(笑)

自分達も、小中学校に近いなら運動会とか含めて何かの行事に行きやすいしね。

今、直近ではまず「小学校」を気にするべきで、中学校は言ってみれば3年しかない。

なので、その3年の為に土地をどうするか?と考えると、あまり中学は重要ではないと考えもある。

ただ、その3年の間には思春期も迎える。

それは、たかが3年、されど3年・・・

どう考えるかは、やはり親にしかできない。

僕の様に仕事も同時に考える必要がある場合、義務教育が終われば、基本は仕事のし易い環境が重要になってくる。

親も死んでしまったら、最後に残るのは仕事のし易さのみと、自分達夫婦の老後の生活だ。

 

子どもたちは、親が敷いたレールの上が険しかろうが、それはそれなりに順応していけると思っている。

 

まあ、何だかんだいっても、やはり「生活」という大前提のものが「し難い」と思う土地では良くないと思うのです。

それは全面道路の幅員だったりね。

駐車をするのにストレス感じたり、ちょっとコンビニ行くにも大変だったり・・・

そういった事が全て網羅されると、いくらでも金額高い土地に住めるのかも知れませんが・・・

中々、そんなに予算ある訳ではありませんというか、一般の人が建てられるレベルの家をモデルルームにしないと意味が無いかなという想いもあります。

 

まあ、今までの経験生かして色々考えたいと思います。

2020年04月05日