わが子を天才に育てる家

楽天Koboでこんな本を読んでみました。

個人的に初の電子本購入です(笑)
タイトル通り・・・

『わが子を天才に育てる家』

勉強部屋なんていらない!
・・・大きく書いてありますね!

勘違いしてはいけないのが、
この表紙は『勉強部屋』が不要と言ってるだけで、『子供室』って言ってるわけではないです。

そして、初めに書籍の内容をネタバレしてしまいますが、
ここでいう『天才』とは・・・

  • その子本来の才能に気づき、ワクワクしながらそれに取り組んでいる状態

を天賦の才に当たると考えているようです。
特別な能力を持つ子供が育つわけではございません。

 

子供室って必要?』(←クリックでページ飛びます)
でも記載しましたが、子どもの内は、その子供室の使い方が重要だと思います。
多分、小学校低学年で子供室与えるって、私はあまり考えられません。
あくまで『私は』です。

本にも書いてありましたが、子どもは、ママ・パパに自分が何かしてる姿を見てもらいたいんですよね。
逆に、子供は親の存在を感じて安心感を得て、何か遊んだり勉強したり習い事をしたいのかもしれませんね。

そうする事で、頑張れるんだと思います。
そして、『興味』を生み出せるのかもしれませんね。
私の子供たちも、2歳(双子)ですが必ず私の見てる所でブロック遊びや書き書きをして、出来たものを誇らしげに見せてきます。
褒めてあげれば、嬉しそうな顔をします。

TVで、東大とかの有名大学生に子どもの時に何処で勉強してたか?ってアンケート取ると、
『リビング・ダイニング』
って答え多いですもんね。

本を読んでみて思った事・・・

勉強部屋という名の子供部屋があると、子供にとってどういった影響を及ぼすか・・・
それはその子供の生まれながらの性格にもよるかも知れませんが、
例えば引きこもりになるのは、家の間取りがその『ベース・土台』を後押しして作っているのかもしれませんね。

わが子を天才に育てる家
これは、そう言った間取りを作れば天才になる訳ではないと思っています。

あくまでも、そうなる可能性の『ベース・土台』を間取りで設計する事がスタートラインに立てる後押しだと思います。
本の方でも、結局は子供への接し方などにも触れています。

最後に・・・
勉強しろと言って子供任せではなく、親と子がお互いの存在を確かめ合って、安心しながら親は家事などをして、子供は勉強や遊びをする・・・
そんな事が一番重要なのではないかと思います。
存在を確かめ合っても、お互い干渉しなければ、『見えない壁』があるのと一緒ですからね(汗)

家庭環境が悪い家で、この本でいう『天才』には育たないのではないかと『私は』思います。
Raphael設計では、こういった事を考えながら設計させていただきます。

2016年11月07日