設計への想い

「先生!って言われるの・・・基本的に嫌いです」

設計で大切な事は何か?

『まずはお客様の話(理想・要望)を全て受け止める』

ここです。

これが出来てこそ、初めて細かい設計のスタートラインに立てると思っております。

出来なければ、私の考えだけが独り歩きしてしまいます。

ただし、要望に対してデメリットの方が大きかったり、数年後の保全の方が大変になったりするものは、メリット・デメリットを説明させていただいております。

私の仕事 について触れたいと思います・・・

私の仕事は・・・

・私が好きな家を設計するのではありません。お客様が使いやすく住まう為の家です。
・そして、お客様の要望をYESマンでハイハイ聞くのではございません。

お客様のイメージを図面(設計)という『カタチ』にし、実際にそのカタチにしたものを『実現』させる事です。

家が完成した時、希望のデザインや間取りなど、「見える」ものに対しては、誰でも評価が出来ると思います。
そして、お客様がご希望のデザインとなれば、誰もが満足する可能性は高いです。

自分の要望は全て通った!大満足!

はたしてこれで満足の家と言えるのでしょうか?

例えば『室内環境』、『光熱費』など・・・
住んでからでないと、これらの見えない」デザインに対しては評価をするのが非常に難しいです。

設計で大切な事は、こういった見えない「住環境デザイン(省エネデザイン)」に対して、
しっかりと考えられた設計をする事は当たり前で、
そして、その設計した考え通りに生活してもらえるように、『住まい方の説明』までする事が出来て・・・
初めて「お客様の為の設計」だと思っております。


どういうことか?

これは、松尾和也さんからセミナーで話されてた内容を要約しますが、
ダイエットの為に最新高性能設備のあるジムに通って、設備の説明も受けずにジムに通って、本来の設備の性能も分からずに利用していて、効率よくダイエットに成功すると言えるでしょうか?
・・・これは「住まい方の説明を受けないで入居する」のと同じことだと思っています。

逆に、設備の使い方の説明もされて、ジムの効率の良い説明を受けたとします。
前者よりもダイエットの成功率は高くなりそうですよね。
・・・これは「住まい方の説明を受けて入居する」のと同じことだと思っています。

後者の方が、利用者の為のジムって感じですよね。
新築住宅は、売って終わりではないんです。
設計して終わりではないんです。

建築士として、住む前も住んだ後も、自慢したくなるような家づくりをする責任があると思っています。

 

計画を始める上で、僕の中でのポリシーがあります。

お客様の立場になる
自分の考え・設計論を押し付ける事は絶対にしません。
同じ目線
建築士(設計士)は偉いわけではありません。
建築士の人は「先生」と呼ばれたりしますが・・・
そう呼ばれるのは好きではありません。

お客様にも現場の職人さん達にも上から目線で接する事はございません。
なるべく専門用語を使わないようにし、難しい事はその都度解説を交えながら、説明途中で話がイメージ出来ないような事がないように接します。
対等な立場
お客様が細かい事を言い過ぎる・・・
何て事は全くございません。
要望を細かくヒヤリングし、こちらの提案が嫌なものは嫌!とハッキリ言った回数(意見交換)が多いほど、お客様にとって最高と思える家に近付きます。
伝えるのが苦手な方、意見を言うのが苦手な方・・・
ご安心ください。一つ一つ丁寧に意思確認しながら進めます。
何でも意見を言いやすい
気に入らない事はハッキリ伝えてください。
そういって出来上がった家ほど、素晴らしさが増します。
一緒に最高と思える・思っていただけるような家造りを目指す
予算の関係上、全ての要望が叶わなかったとしても・・・
・お客様
・私
・工事業者
が同じ方向を向いて進行します。
お客様への想い
設計の仕事は、建物の設計をして終わりではありません。
完成してからも、ずっと顧問設計士として相談相手となる事が大切だと思っております。
設計への想い
私が考える設計の仕事
それは・・・健康でいられるための家を提供する事が設計の仕事だと思っています。
カッコイイデザインを何より考える
違います
素敵な間取りを何より考える
違います
経験がある
違います
何処よりも安い家を設計する
全然違います!!

 

栃木県で新築住宅(注文住宅・デザイン住宅)をお考えの方は是非お問合せください。