鎌田モデル空調設備&換気設備の打合せ
タイトル通り、タニタハウジングウェアの担当者の方と、新住協の代表でもある鎌田先生と共同開発を直接している日本でもすごい立場のお方が、僕の為だけに宇都宮に来てくださり、3時間も色々話させていただきました。
『チームとして力を合わせて家づくり進めて行きましょう!』
と言ってくださり、超感動・・・
(´;ω;`)
素晴らしい人たちに巡り合えたな~~と非常に嬉しかったですね。
内容ざっと説明しますと・・・
太陽光一体型の屋根を載せるのですが、その太陽光システムを用いて、冷暖房や
熱交換器付の第一種換気をするというもの。
このシステムの凄い所は、ファンの電気代もかからないという他に、外気を使わずに室内空気を回す仕組みなので、冬の乾燥とも無縁になるという素晴らしいシステム。
まだ全国的に始めたばかりで、僕が最短でやれれば全国で2番目か3番目くらいになるのかな?多分。
まあ、最近、シミュレーションをやりまくっているおかげか、室温を上げる設計は簡単に出来るようになりましたが、次のステージとして、空調&換気がラファエル設計としても非常に重要な要素となっています。
熱交換について説明します。
一般的に給気口から冬、室内に冷たい空気が入ってきますよね?
給気は自然を利用して、トイレなどに設ける24時間換気扇(機械)を利用して排気するのを第3種換気と言います。
熱交換を設けると、冷たい空気は暖かい空気に変換されます。
給気と排気の両方を機械で行うものを第一種換気といいます。
実は、温熱環境を考える上で、この給排気システムというのは非常に重要な事であり、実際の温熱環境を感じる事での『快適さ』にもつながるものです。
ようするに、空気の流れを計算して設計された空間であれば、より快適に過ごせるという事です。
第三種換気というのは、窓が開いていたりすると、そもそも空気は狙ったようには動いてくれません。
それに、冬には寒いから給気口閉じてしまうんですよね・・・。
これ、本当になにも考えないで給気口を設ける設計士いますが、有り得ないです(^_^;)
例えば、枕元の真上に給気口があったら冬なんてクソ寒くて耐えられないですよね。
コストも安価でコストパフォーマンスがよいのも第三種なのですが、ラファエル設計は、基本的にこれからは熱交換の第一種しか考えない方向でいます。
この世に誕生した素晴らしいシステムを早く採用してデータ取って行きたいです!!
本当に光熱費のかからない家を目指して、日々精進していきたいですね。