ママ脳「ママ目線の家づくり」
先日行ってきましたビックサイト!
行った目的は4つあり・・・
- 新住協でもお世話になっている埼玉の「夢・建築工房」岸野社長の力作模型を見に行く為
- 東大の前真之先生のセミナーを聞く為
- 古川 泰司さんの「木の魅力を伝える」セミナーを聞く為
- 「ママ目線の工務店づくり」特別セミナーを聞く為
で、今回ご紹介するのは一番下の
「ママ目線の工務店づくり」特別セミナー」でのお話・・・『ママ脳』
NPO法人ママの働き方応援隊公式サイト
https://www.mamahata.net/
展開中のエリア
https://www.mamahata.net/users
ママの働き方革命コンサルタントであり
一般社団法人ママ脳総合研究所 理事長でもある「恵 夕喜子」さんが講師であった。
レポートを書く前に少しだけ話したい事がある。
ママ目線、ママ脳、ママの働き方応援、育児・・・
これは、子どもを授かるという奇跡に出逢えた人達にしか出来ない事。
もっと言えば、「子育て」という事が出来るには「3回の奇跡」が必要なのだ。
世の中には・・・
結婚→「妊娠」→出産
これを当たり前だと思っている人が星の数ほどいるのだ。
今日では、芸能人の妊娠ニュースなどを良く目にする。
- 結婚
- これもある意味出逢いなわけで、「奇跡」の1つなのかもしれない。
- 妊娠
- これは本当に「奇跡」
- 出産
- これが一番の本当に「奇跡」。僕たち夫婦は8年かかっています。
妊娠は出来ても出産が出来ない人も星の数ほどいるのをこの世でどれだけの人が知っているだろうか。
「コウノトリ」という漫画やドラマを見た人は分かっていると思います。
見た事ない人は是非とも見ていただきたい作品です。
妊娠したら、「パパ・ママ」なんて実は簡単にはなれない。
もっと言えば、「安定期」なんて言葉はなくした方がいいとさえ思っている。
妊娠した時、かけがえのない自分の赤ちゃんが「亡くなる」リスク・可能性をどれだけの人が考えるだろうか。
日本の法律では、お腹の赤ちゃんが21週を超えないと、「処置」をしてはいけないらしい。
こんな事は義務教育の学校で教えてくれなかった。
「処置」が出来ないという事は、もし、20週で生まれてしまっても、その時元気でも、直前まで元気でも・・・
「息を引き取る」のを泣き叫びながら、我が子が亡くなるのを見ていなくてはいけないのだ。
これは絶望以外のなにものでもない。
身をもって体験した。
当然、ママは自分を責めるだろう・・・。
何度も何度も動かなくなった自分の子どもに「ごめんね、ごめんね」と・・・。
幸せに満ちた出産の裏には絶望の出産だって沢山あるのだ。
こんな事をいう人もいた
「子どもにとって、最初で最後の親孝行」だと。
何度も流産や死産を経験した友人の言葉だ。
絶望の中で、これから未来へ向けて再スタートをしようと心に火が付いた。
亡くなった二人には「ひらがな」で僕たちの中での名前を付けた。
今度また出逢えたら、「漢字」を付けてあげるよ・・・。
しかしながら納得いかない点がある。産まれてきているのに、「死産」にはならない「流産」なのだ。
法律的には、21週にいかない赤ちゃんを「存在」としては認めてくれないのだ。
そんな中、灰へと変わる。
もしそうなった場合、悲しんで「サヨナラ」ではなく、
「もう一度会おうね」と願いを込めよう。
奇跡的に、2人を同時に亡くし、同時にまた宿ってくれた。
そして今がある。
結婚して2年目くらいになる人に、絶対に言ってはならない・・・というか言うな!
と言いたい事がある。
「赤ちゃんまだなの?」
この世で一番嫌いな言葉の1つ。
こんな事言う人は最低以外の何モノでもない。
- 子作りの仕方しらね~のか?
- キスだけじゃ子どもできね~ぞ?
- 早く子ども作れよ!
全部僕が言われてきた言葉である。
飲み会の時には毎回言われる。
だから酒飲みの場になんて、行きたくない。
それは女性も同じだろう。
はい、話戻って「ママ脳」ですが・・・
まず、脳について
- 男性脳は「縦」でつながる
- 女性脳は「横」でつながる
ママ脳は
- 共感したい
- 体験したい
という思いが出るようです。
そして「ママ」になると「脳が進化」するようです
- エストロゲン
- (以下、ネットなどで情報収集)
女性ホルモンの一種。
女性の健康や美容、精神衛生の維持にとても大切らしい。
- 月経をおこす
- 妊娠しやすい身体をつくる
不妊で悩んでいる最中には、何も考えていないような精神状態が妊娠には重要な要素であるようにも個人的には感じている。
これにはこのエストロゲンが大切らしい。
美容と健康にも女性には「必須」なわけですね! - オキシトシンの力
- (以下、ネットなどで情報収集)
癒しホルモン!らしい。
こころを癒す!
Raphael(ラファエル)と同じじゃないですか!
癒しの天使です。
僕の設計事務所の由来です(笑)
幸せホルモンとも言ったりするようですね。 - サバイバル能力
- これはセミナーでの内容の話ですが、
- 子どもが生き残るには母がマルチタスク(複数の作業を同時にこなす事)をこなせるか
- 本質的な作業に集中し、無関係なものを無視し、限られた時間で出来るだけ多くの事を成し遂げる能力を兼ね備える
- 時間に限りがある事を意識すると、時間をどう使うかしっかり考えるようになる
これらがパワーアップするらしいです(笑)
育児を約3年こなし、これらを学んで思った事・・・。
多分、このママ脳が3種とも覚醒すると、NPO法人ママの働き方応援隊(通称ママハタ)の皆さんのように輝けるのだと思う。
1種でも欠けると、ママに限らずストレスを感じるのではないだろうか・・・。
その欠損から、他のものも欠けてくるのではないだろうか。
負のスパイラル。
育児ストレス・・・。
僕なりの結論・・・。
旦那さんは、奥さんを精神面で支えてください(笑)
それは、妊活中の人も含めて。
3種の中では、どんな人でも「オキシトシンの力」を感じなければ孤独や不安を感じるだろう。
でも話しているが、「孤独」は長生きの面で深刻なリスクが生まれる。
オキシトシンの力があれば、「笑顔」が生まれる。
無意識な幸せから出る笑顔だ。
恐らく、何事にもいい方向へ働く為に、いい意味でのマインドコントロールできるのは、愛のある夫婦間だと思う。
脳のコントロールによって少子化問題が少しでも解決は出来ないのだろうか?
そんな考えは甘いのかな?(;´▽`A``
取り合えず、僕の目指す住宅設計にはいくつかのテーマがある。
- 「ママ(女性)目線の家づくり」
- 「子育て世代へ向けた家づくり」
- 「健康で長生きできる家づくり」
ママ目線というのは間取りは当然ながら、こういった
「ママ脳を活用できる」家づくり
ってのも面白いと思っている。
というか、ママのための家づくりとは、こういったもの(「ママ脳を活用できる」家づくり)でないといけないとさえ、今は思っている。