契約
本日、ダブル断熱の設計で進んでいたお宅の「設計・監理契約」を行いました!
今まで、非常に住環境の悪い家に住まわれていたという事で、非常に完成が楽しみとの事でした!
非常にお祭り好きのお客様で・・・
家造りに一番望む事は?に対し
『花火大会の日などには大勢を自宅に招待して、かなり広いバルコニーでバーベキューとかしながら花火大会を楽しみたい!』
という1番の希望があり、家造りのテーマは、
『花火大会やお祭りの日にバルコニーでバーベキューをして皆で楽しむ家』
がテーマとなりました!
花火大会を行う河川敷の目の前と言っていいくらいの立地なので、すごくいい眺めが期待できると思います♪
後は、断熱については健康の為に、また膝が悪いご家族の為、ダブル断熱とする事が出来ました!
初めはコスト優先な所もあったのですが、色々検討した結果、普通の一番安いサイディングとかの外壁と、そんなに変わらない金額で抑える事が出来て、希望だった塗り壁(左官)にも出来て、予算内に納まって、結構詰める所詰められたな~って思います!
僕の細かい設計にも、何度もVE案(減額案)に付き合ってくださった工務店の監督さん、社長様に非常に感謝してます。
※業者さんを叩いて減額させる方法は絶対に取りません。
完成予想図です♪
バルコニー手前側、奥行2.5mくらいあるのでテーブル置いても10人くらい余裕でバーベキュー楽しめます♪
個人的に、屋根の掛かっていないバルコニーをいきなり設計提案しないのですが、花火の為に屋根は無くても良いという事で、
フルオープンです♪
バルコニーへの段差は、室内とフラットが絶対条件だったので、構造の方も普段やらないような方法で梁の掛け方を考えて、構造計算した結果、許容応力度もしっかりOKだったので、この巨大バルコニーが実現出来ました♪
緑の手すりも既製品ではなく、特注でこだわって設計しました♪
※許容応力度計算って、普通の住宅で検討する所(事務所・ハウスメーカー・工務店)は少ないと思います。
構造計算自体する所が少ないと思います。
構造計算を行うと言っている所でも、「壁量計算」というそれって構造計算なの?レベルの簡単な計算しかやらなかったりするのですが、許容応力度までやると、かなり安心感が増します!
下に部屋があれば構造的にはいいのですが・・・
デメリットが多いので基本的に僕はバルコニーの下に部屋は作りません!(笑)
この外壁(ダブル断熱仕様)の場合、塗り壁だけど、塗り厚がかなり薄いので、建物の重量も軽くする事に成功し、基礎も当初外壁サイディングなのにダブル配筋だったのが、新たに構造計算によって、シングル配筋にも出来て基礎梁も低くする事に成功し、そういった所でもかなりの減額になったので、ダブル断熱を採用する事が出来ました!
まあ、一番このバルコニーが構造上、悪さしてた感じなのですが・・・
ちゃんと計算もクリアできたので、問題なしです!!
手前にポコポコあるのは、大好きなカラーのガラスブロックです!
お客様もそのご家族もガラスブロックをはじめ、外観デザインをあまり他で見ないデザインという事で非常に気に入ってくださり、僕も完成がかなり楽しみです!
この辺のデザインは、あくまでもお客様に気に入っていただけたら採用していく方法を取っております。
なので、好みの違うお客様にこのデザインは提案しません(笑)
工事の進捗状況はブログで発信していきたいと思います♪