建築仕上診断技術者ービルディングドクターの資格更新

あ~~(´ぅω・`)ネムイ

徹夜明けです。

それなのに、資格更新の為のレポート書いてます。

明日5日が期限だから(笑)

 

実は2月18日に、東京に更新の為の講習会を聞きに行けばOKだったのですが、

インフルエンザの馬鹿野郎のせいで、行けず、大阪とか福岡でも更新講習会やっていたのですが、申込期限の問題や、福岡とか遠いので、それならレポート書くよって事で書きましたよ!!

急遽で更新レポートでの申し込みをしたので、レポート来たのが4日前くらいで、東京出張とかしてたので、今になってしまいました。

取り合えず1600~2000文字以内だったので1800文字くらいきちんと書きました。

テーマは自分で決めるらしく、そして自身の経験を踏まえてレポート書くようになっているので、
「教育施設における調査の重要性」
という事で書きました。

以前勤めていた設計事務所で・・・
耐震診断や耐震補強、大規模改修工事、老朽度調査、外壁劣化診断などなど、50棟以上は県内の小中学校の色んな施設を調査しましたので、経験を書く事は苦ではなかったです(笑)

外壁診断というのは、鉄筋コンクリートの建物である学校の校舎などのひび割れを測ったり、仕上のモルタルが浮いてパカパカしているために、落下の可能性はあるのを調査したりするのです。

下記はクラックスケールというもので、1mmのひび割れという事を示しています。

大抵、コンクリートの構造体にはモルタルという仕上げを塗って、塗装しているパターンが殆どですが、これは仕上げのひび割れを測っているに過ぎません。

一応、表面の仕上げのひび割れの約半分が構造体にもひび割れしていると言われているのです。

 

基本的に、ひび割れは1mmを超えるか、1mm以下なのかで、補修方法が変わるので、
1mmを超えるもの、と以下のものに分類してひび割れの長さを図面に書いていきます。

下記の様に(笑)
これ、マジでメチャ大変な作業です(笑)
図面に書いた後は、モルタル浮きが何㎡あるのかとか、ひび割れの長さがどれくらいあるのかという集計をします。

長い時はひび割れが学校の校舎全体で500m~1kmくらいの長さになりますからね(笑)

 

 

下記なんかは、赤矢印の上から下までひび割れが3つもあります。

 

こうなると仕上に塗ってあるモルタルを打診棒というので叩くと、モルタルが浮いているのが分かります。
大体↓な感じの範囲で浮きが見られてきます。

 

これは1階で、高校でしたから、モルタルが剥がれても大きな危険にはなりませんが、幼稚園や保育園では子供が危険ですよね!

 

下記は東日本大震災後のとある小学校ですが、仕上のモルタルが落ちまくっています。

子どもなら、下敷きになる状況ですよね。

 

外壁が落下しての死亡事故って、出来ストによると毎年のように起きているのですが、ニュースにはなっていない。

まあ、いわゆる仕上診断士という資格は、外壁など含めて、そういった調査をする為に、必要な資格なのです。

 

住宅のタイル張りなど、浮いている可能性がありますよ?

気になった方はお問合せお待ちしております。

2018年03月04日