各地で猛暑という異常気象
連日、熱中症の話をワイドショーなんかでも取り上げていますね。
熱中症については、ラファエル設計のHPでも何度か取り上げています。
まず、家の中での熱中症は外よりも多いという事実を知るべきです。
- 熱中症
- 熱中症は、外よりも夏の家の中で起きます!
東京都福祉保健局 東京都監察医務院のデータ
平成27年の熱中症死亡者数(死亡場所別)によると・・・
「7月」
屋内:43人
屋外: 5人
「8月」
屋内:50人
屋外: 3人
圧倒的に室内の方が危険です!!
屋内で亡くなられた方の90.3%はクーラーを使用していなかったのが原因です。
高齢者や女性の方で冷房の風が苦手な方は多いように個人的には思います。 「省エネ」という事で室内の温度を高めに設定していますが、完全に自殺行為だという事が分かっていません。
皆さん、卓上扇風機などを使用しているし、正直意識がもうろうとしますよね。
クールビズとか取り組んでいますが、まさに「我慢」して省エネという現状ですよね。
25℃が一番快適に作業できる環境のようです。 - エアコンが頑張る家
- これはまさに、次世代省エネ基準レベルの家だと、エアコンが頑張る事になります。
エアコンの風を嫌う人がいますが、これは、家の性能が悪いせいです。
エアコンは、健気に僕たちを涼しくしようと頑張っているのです。
それなのに、家の性能が悪いから、沢山頑張らなくては室内を冷やすことが出来ず、頑張って出している風を嫌われ、とても可哀想な運命を辿る事になるエアコンくん。 - 日本人、エネルギー使いすぎ問題
- ↓この記事を良く読んでいただきたいです。
- 地球温暖化による異常気象
- 最近の異常気象は、本当に頻繁に起きています。
やはりこれは、我々が二酸化炭素を出しまくっている事により、地球温暖化に加担しているのも大きく原因としてあるはずです。 - 暖かい家・涼しい家は身体が弱る
- 完全なる迷信としか言いようがありません。
この時代、エネルギー使いまくって、超温暖化になっているこの時代・・・
そんな事いうのは、昔ながらのというか、お年寄りが圧倒的に多いと思っています。
悲しい事に・残念な事にこの猛暑で沢山亡くなっています。
扇風機なんて、温風しか来ませんから、熱中症対策にはまるでなりません。
夏を旨とする時代は、兼好法師が生きていた時代です。
今は、昔の様な夏の暑さではありません。
兎に角、エアコンを我慢しているのが原因です。
家の中での熱中症と電気代、そして自分の命、何が大切ですか?
エアコンの風が嫌いだからとか、そんなつまらない理由で死ぬ確率を上げてどうするのですか?
高断熱ではない家に住んでいる場合、山奥の避暑地なら別ですが、「通風」で何とかなる時代ではありませんよ。
35℃近くの温風しか入って来ませんよ。
夜だって、全く持って温風しか入って来ません。
企業なども、在籍者数多いのに、エアコン設定28℃とか・・・
人体もパソコンやコピー機などからの発熱で室内は30℃くらいになっているはずです。
外も暑いが室内も暑いのはシャレにならない。
苦痛な空間を創り出さず、単純に涼しくしてくれ・・・。
それが家ならば、断熱性能上げれば、エアコンに頼らず、とても快適な室内が出来るんですけどね~・・・。 - 近い将来40℃超えは普通になる
- NHKなどでも、気温予測などの特集をやった事があります。
これから30年後、今の省エネ基準の家の断熱性能では全く持って、効果が出ないと思います。
世界的にも、二酸化炭素の排出を無くす「脱炭素」というものに目を向けています。
- 脱炭素革命の衝撃
- 以前、「脱炭素革命の衝撃」という番組を観られた方はいますでしょうか?
世界は、脱炭素に向けて、石炭、火力発電などの事業への投資などを一斉に辞めたんですよね。
そんな中、先進国の日本は、とってもカオスな事を言っています。
安倍首相
「環境に優しい日本の高効率石炭火力発電が普及すれば、大気汚染が減る」
という事を。
高効率型の石炭火力発電を成長戦略の柱に位置づけているとか・・・
日本は家の性能もそうですが、世界から笑われているのです・・・。
世界がそのような動きを見せている中・・・
火力発電を普及させようとしてるとは・・・
恐らく、低炭素に向けた社会を実現しようとする政党が、しっかりやってくれれば、高気密高断熱の家に対しての補助金ももっと金額UPで出してくれるんじゃなかろうか?
まあ、そんな感じで期待したいですね。