「エネルギー白書」閣議決定 再生エネ拡大は難しい

「エネルギー白書」閣議決定 再生エネ拡大は難しい(テレ朝ニュース)

 


政府は現在のエネルギー情勢をまとめた「エネルギー白書」を閣議決定しました。日本では再生可能エネルギーの比率を高めるのは難しいとしています。

 政府は再生可能エネルギーの比率を2030年には2割を超え、22%から24%にして主力電源化することを掲げています。
しかしエネルギー白書では、日本は単位面積あたりの電力の需要が他の国に比べて大きいため、再生可能エネルギーの比率を高めることは難しいとしています。
同時にCO2削減の観点から原発再稼働の進展が重要としています。
経済界からも政府に対して原発を2030年に30基動かすことを目標にすべきだという意見書が出されています。


 



取り合えず皆さん、Q1.0住宅を目指そう!って事ですよ。

昨日、自民党の候補者選挙カーが前を走っていて、色んな物を「守る」という事を永遠リピートしていました。

その中で・・・

「里山を守ります」

というフレーズに反応しました。

 

どうやって?

つまり、林業を守るという事です。

僕は林業を守るという事はどういうことか、以前に何度かブログに書いています。

早い話、家に使われる木は、樹齢60年以上のものが多い。

人間でいうと60歳。

つまり、家は60年もたないと、次の木が育たないというか・・・

植林→伐採→家→植林→伐採→家・・・

という周期が成り立たないですよね。

 

まあ、そんな話は今回はこれで終わりにして、ニュースの記事に触れます。
赤字にした部分に着目します。

再生可能エネルギーの比率を高めることは難しい
日本は単位面積あたりの電力の需要が他の国に比べて大きい。

皆さん、日本の食料需給率とエネルギー需給率ってご存知ですか?

エネルギー需給率6%
食料需給率39%これを、エネルギー赤ちゃんと呼んでいます。

日本はエネルギー赤ちゃんなのに、エネルギー使いまくっています。同じエネルギー赤ちゃんのフランスに比べて、約2倍です。
CO2削減の観点から原発再稼働の進展が重要
エネルギーを沢山購入するような建物は、エネルギーも無駄に排出するので温室効果ガスが発生し、二酸化炭素が増える原因です。
原発再稼働
原発再稼働に関して、反対運動というか、デモ行進しているのを横浜で見た事があります。

原発再稼働よりも、人が沢山死んでいる家の方が大問題だと思うのです。
地震で放射能が漏れたとします。
それはそれで危険です。
同時に寒い家のヒートショックは常に険ですよ。

まあ、こんな時代背景といいますか・・・

日本の生活が良くならない原因の一つが、「住宅部門の世界的遅れ」だと思っています。

Q1.0住宅は高いのか?

そりゃ、ハウスメーカーの様な温熱欠陥住宅に比べたら、高いに決まってるでしょ(笑)

高い?安い?って問題ではありません。

高い?ってゆ~のは、住宅設備の贅沢なオプションとか、高額な仕様の事をいいます。

安いってゆ~のは、温熱欠陥住宅という欠陥品が比較対象としてあるから、本来当たり前の存在であるべきQ1.0住宅が「高い」となるのです。

 

現状の日本の家づくりの制度で、長期優良住宅とかZEHとかBELSとかありますが・・・

基本、燃費計算とかしないんですよ。

なので、それらの性能が書類上通れば、高性能住宅みたいな大きな誤解が生まれるわけです。

そして、実はそれが光熱費すげ~かかる可能性がある住宅なんて、一般ユーザーは誰だって思いもしないんですよ。

 

このニュースにある事は、本来日本の家づくりを先導して良いものにすべきハウスメーカー達が、人がバンバン死ぬような冬はヒートショックで夏は熱中症のような家をつくっているから、原発に頼るような現状を改善できないんですよ。

まあ、そりゃそうだ。

そんなハウスメーカーの温熱欠陥住宅よりも、ラファエル設計が建てるQ1.0住宅の方が、大抵安いんですから(笑)

住宅メーカーの広告を見ると一見、ハウスメーカーの方が安く見えますけど。

 

まあ何度も言っていますが、人が死んでしまうような安い家を知らずに、多くの人達が求めるから、日本の家づくりも良くならないばかりか、医療費の拡大も止められないのですよ。

 

やっぱり、未来の子ども達が豊かに暮らす為に僕たちが出来る事は、全棟Q1.0住宅の普及です。

少なくとも、ラファエル設計はQ1.0住宅以外は頼まれても造りません。

殺人住宅なんて、間違っても造りません。

敵は寒さ、暑さです。

 

結露がバンバン発生する家、よくみんな訴えないよな~って思いますし、ワイドショーでも全然取り上げないよな~って思います。

 

環境問題については、以前ブログ書いていますので、興味ある方は読んでみてください。

 

2019年06月09日