配筋検査(JIO)
今日は配筋検査です。
JIOの第三者検査というやつです。
第三者機関によって、鉄筋が適切に組まれているのかなどをチェックしてもらうのです。
検査員の方が、総合資格で構造の先生をしている方だった(笑)
僕も今、総合資格に通っているので(笑)
検査員というか、先生というか・・・
検査員で!
検査員が・・・
「JIOの検査が初めてとは思えない」
「こんな凄い配筋は久しぶりに見た」
と言っていました!
僕にとってはいたって普通だったので、
「え!?どんな所が凄いのでしょうか?」
と聞き返してしまいました(笑)
すると・・・
「地中梁もそうだし、地中梁で30cmも取っているのは中々ない!」
との事でした。
へ~そうなのね・・・と思いましたが、皆さん、どんだけ手抜きしてんだ!?と思いましたけどね・・・
(;´Д`)
ちなみに、少し前、地中梁についてお話しました。
↓これですね。
普通に、基礎の梁はGL(地面)から40cm立ち上がります。
で、この地中梁が人通口の所にあったとしても、25cmとか20cmくらいでは、「梁」にならないわけですよ。
許容応力度計算でも、25cmの地中梁ではNGとなります。
よって、耐震等級3はクリア出来ません。
長期優良住宅の申請での耐震等級3は、この基礎部分を計算しなくても、OKなので、実際はNGってパターンが多そうですよね。
ここら辺が、ラファエル設計の考えと、他は大きく違う所だと思っています。
ラファエル設計は、申請の為とか、補助金の為の基準に合わせる設計はしていません。
「必要なくても最高レベルをやる」
がポリシーです。
まあ、そんなわけで、次は型枠工事「タイトモールド工法」へ続きます。