パッシブエアコン
前回・・・
『野沢正光氏と考える「栃木のこれからのパッシブ建築」』
でも少し話題にあげました
パッシブエアコン
について、資料も取り寄せたのでちょっと突っ込んで行きたいと思います。
取り合えずパッシブエアコンのホームページ
http://passivaircon.com/
ここでも書いてありました!
「快適さは床や壁の表面温度で決まる」
実はこのサイトでもそのへんのお話をしております。
「ダブル断熱にすると光熱費は抑えられる? 」(←こちらクリック)
要は、床面や壁面の表面温度が自分の体の表面温度より低いと、熱を奪われてしますからです!
そのへんの話もこちらで♪
「昔の家は何で寒いの? 」(←こちらクリック)
さて、本題のパッシブエアコンですが、個人的には今すぐ実践したいくらいに魅力を感じます。
栃木を初め、家を建てたら、又はマンション・アパートに住んだら必須とも言っていいほどのアイテムの1つ・・・
「エアコン」です。
北海道の道都大学生だった時、北海道にはクーラーがない家がほとんどだよって聞いたけど今もそうなのだろうか・・・(笑)
ちなみに私が住んでたマンションにはクーラーありませんでした!
扇風機でOKでした♪
エアコンって、リビングで少し大きめの畳数をまかなえる容量の機種を選ぶと、結構高くなりますよね!
各部屋・・・5室くらいにエアコン設置すると、50万くらいになると思います。
パッシブエアコン導入した場合はどうだろうか・・・。
金額は一律ではないのでここでは述べませんが、少し上乗せで導入できます。
最大のメリットは、そう・・・
- 全館空調
全館空調とは、廊下や脱衣所など、普段エアコンを設置しない所にも冷暖房ををする事で、家の中の温度を一定にする事が出来ます。
そう・・・
まさにダブル断熱のコンセプトと相性バッチリ!!
室温がどこでも一緒という事は、ヒートショックや室内での熱中症などの原因も減らせる事が出来るという事です。
※ヒートショックや室内での熱中症についてのページはこちら
前回書いた内容と同じになりますが、このパッシブエアコンは床暖房的な要素がある事が個人的にはかなりの魅力です。
人は、一般的に床面~腰壁くらいの1.2mくらいまでの範囲が暖かいと、より快適に感じると言われているようです。
次、実施になるお宅には最適な感じがするので、実現したらいずれレポートしたいと思います。
- 注意①
- 断熱をしっかり考えていないと導入しても意味がありません
- 注意②
- 断熱や床下の空気の流れに工夫が必要です
- 注意③
- 当然ながら、基礎断熱・屋根断熱が必要です
- 注意④
- 屋根断熱が必要になるので、そこらへんの所で建築的なコストが多少上がります
国が省エネを推奨しているのは、快適な居住空間の確保によって、少しでも健康体でいて、長生きしてもらう為です。
パッシブって、これからとても重要なワードになってくると思います。
これからの建築は・・・
日本の歴史や工法など、忘れてはいけない重要な事もありますが・・・
住宅に関しては、そこに住むご家族の健康と快適さを追求していきたいと、私は思っています。
ただ、どこのハウスメーカーより安くできる、そこの工務店より安く出来るという話で、
『単純な安さ』だけを追求するつもりはございません。
※こういった見積もり比較が出来る所がRaphael設計に依頼するメリットの所でもありますね!
今度、OMソーラーの家など、実際に体験しに行ってきたいと思います♪
静岡なのですが、現在そっちに住んでる高校・大学からの友人達と会えるかな~(笑)