住宅メーカーに望む事

もう2月も終わりですね・・・。

「欅って、書けない?」を毎週録画で見てるのですが・・・

齋藤冬優花さんと誕生日同じでした(笑)

2月15日です♪

 

はい!

個人的などうでもいい話はこのへんにして・・・

今日は、タイトル通り・・・

「住宅メーカーに望む事」

を取り上げたいと思います。

 

使用しているソフトのメルマガを登録しているのですが、家造りの感想とか面白くていつも楽しみにしています♪
まあ、今日はその中で少し前の題材です♪

住宅メーカーとはハウスメーカーと工務店の事なのだとは思うのですが・・・

122人にアンケート取った結果のようです。

 

まず、ちょっと以外だったのは、住宅メーカーの広告や宣伝で気になる事は・・・

  • 耐震性(38人)
  • 断熱方法(22人)
  • 外観・デザイン(21人)

って感じで、耐震性が一番気になってるんですね!

結果は他にもあるのですが、とりあえず上位3つで(笑)

  • 設計・間取り(12人)
  • 自然素材・健康住宅(8人)(笑)

間取や設計に対して、ほとんど気になってないんだなと思う一方・・・

自然素材・健康住宅はまさかの8人(笑)

非常に少ない!!(;´▽`A``

 

高断熱(Q値1.0~1.3くらい)=健康住宅

って感じをもっと浸透してくれることを願っています・・・

 

ちなみに・・・

北海道はQ値1.6以下
宇都宮はQ値2.7以下

宇都宮なんかでもQ値2.7であれば、ある意味・・・省エネ基準クリアした高断熱!と言えちゃうので、微妙です・・・。

宇都宮でもQ値が1.0~1.6以下であれば高断熱住宅の性能は、ハイグレードと言えると思います。

Raphael設計はQ値1.3以下を基準で設計して行きたいと思っております。

 


 

次に参考にした住宅メーカー選びですが・・・
圧倒的に住宅展示場が多いようですね

 


 

次にメーカー選びの決め手は・・・

  • 予算(49人)
  • 営業(37人)

がダントツで、他・・・

保証やブランド力、素材などの希望通りという意見はそれぞれ5~7人くらいでそんなに影響力は無いんだなと思いました。

 


 

次に、選んだメーカーでよかった事ですが・・・

  • 親身な対応(15人)
  • 希望を聞いてくれた(11人)
  • 住み心地、工法、材料(9人)

・・・アンケートの回答数が少ないのか、
大して、よかった事がないの?とちょっと思いました(笑)

これは、先日掲載された栃木のタウン誌のインタビューでも話した事ですが・・・

ほとんど
「見える部分に対する評価」です。

 

親身な対応も、希望を聞くことも・・・
当たり前すぎる事への評価なので、もっと「住み心地」の部分がダントツでアンケート結果にも表れてくるようにならないと、まだまだ住環境に対する「見えない部分の評価」というものを、そんなに気にしてないんだな~という個人的な感想です。

逆にいうと、家造りを始めようとする方々の、こう言った見えない所の意識が高まるように僕も努力しないと、「住環境に対する意識が高い設計」を行っていて、光熱費も半分、若しくは光熱費ゼロ!など・・・
素晴らしい住環境住宅を造っている工務店・設計事務所に依頼するメリットも全然分からないというまま、デザイン優先の住宅メーカーで満足できるという感じになってしまうと思いました・・・。

 

 


住環境も何も考えられていない、ただのデザイン住宅、デザイナーズ住宅の方が価値があるように思ってしまうのも、人それぞれ好みや思考が違いますので何とも言えませんが・・・

断熱住宅を15年以上研究している「断熱設計の先駆者」の方々をはじめ、「健康」に対する研究者の方も、家の中での死亡リスクの話を必ず話しているので、それだけ家の中の環境というのは重要な世の中なんですよね。

 

 


 

次に住宅メーカーで困った点ですが・・・

  • 対応に問題あり(32人)
  • しつこい売り込み(10人)
  • 予算オーバー(8人)

対応に問題ありなのは、営業さんと通しての意思の疎通が図れていない問題や営業さんの力量不足問題を嘆いたものが多いようですね。

まあ、営業さんの力量不足というのは、仮に新人さんなどであれば仕方がないですが、そういった営業さんを一人で担当させてしまっているのが問題かなと・・・

伝達不足とか、行った事が図面に反映されないなどの不満は・・・
会社がどうにかしてすぐ改善出来る問題でもないので難しいですよね・・・

 

しつこい売り込みに関しては、熱心だけが取り柄みたいな所で嫌と思い人もいるようですが、人によってはその熱心さを買う人もいるので、難しい所ですね。
ただ、何の知識もなく、熱血過ぎるのも、人によっては嫌がる人もいるでしょうね・・・。

 

予算オーバーは先日もブログで取り上げましたが・・・

何かを希望すると全てオプションで、初めの提示は最低ランクなの?
みたいな意見もありますね。

大抵、間取自由・デザイン自由とは言っても、ある程度規格の範囲でやろうとする所が多いでしょうし、標準仕様と違う事すればオプションという名目で金額が上がっていくのは仕方がないと思います。

積算(見積もり)も誰もが出来るわけではないでしょうし、住宅メーカーによっては、標準と違う部分の差額分をオプションとして計上していくやり方も多いと思います。

 

 

以前こんな事例がございました。

「うちは坪50万くらいでやれる」

といっている工務店があるので見積もり出してくださいとお客様に指示を受けて、依頼した結果・・・
坪80万の見積もりが来た事がありました(笑)
その家は一番安い他の工務店が坪70万くらいだったのですがね(笑)

 

僕の設計に対する高断熱仕様の企画住宅をベースにして、その仕様と違う部分は「オプション」

結果・・・オプションだらけの見積もりで・・・


そりゃぁ、高くなりますよ(笑)
その工務店さんで商品として打ち出してる高断熱仕様のベースとしてる企画住宅が、坪50万の低コスト企画住宅よりも高いんですから(笑)

僕の設計はその高断熱仕様住宅よりも高断熱仕様なんですもん・・・

 

坪50万で出来るとという発言の根拠が謎です・・・(笑)

 


 

まあ、こんな感じですが・・・

ネットで検索すればどれかヒットするような内容でした。

 

個人的に思う事は・・・

住んでからの感想や住環境の感想や、光熱費がどれくらいかかっているかとか・・・

住んでから出ないと「見えない部分」というものも、しっかり評価出来るような感じになって行けるとよいのかなと思っております。

見た目のデザインなどは、人間いづれ飽きがくるものだし、新しいものが出ればそっちに行きたがったりするもんなのですよ(笑)
やっぱり、「住まい」というのは、住んでからも満足のいく家づくりじゃないと、一生もんのローン組んでるのに、残念な結果になってしまいますよね・・・。

目に見えないものだからこそ、自分で体験したりしないと、その価値の優先順位が分からないんですよね・・・。

を(クリックして)見ていただければ、温度差のない空間が如何に快適かという事が完全に理解出来ないにしても、分かっていただけると嬉しいのですが・・・

 

僕の設計だと、ソフトで光熱費などのシュミレーションが出来るので、これから、そのシュミレーションと実際の光熱費がどれくらい差があるのか、ほぼシュミレーション通りなのか・・・

そういった研究をしながら設計していきたいと思っております。

2017年02月28日