どういった提案してくれるの?

ストーリー性のある間取りの提案。ライフスタイルのある家づくりを考えます。

玄関
道路状況などにより、どういったアプローチが適してるかを考えます。
鬼門・裏鬼門をどう考えるかにもよります。
間取り
道路や敷地周辺状況により、お客様の土地は東西南北どこに開けた方が環境がよいのかという優先順位をつけて、リビングやキッチンの配置を考えます。
水廻り
浴室、脱衣所はセットで基本は考えますが、『トイレ』の位置は生活状況を考慮します。
動線
起床から就寝まで、1日の動きを考慮します。
『時間&その時の登場人物&動き』を時系列で考え、収納などの位置や部屋と部屋の密接な関係も考慮します。
子供室の在り方、必要性
お子様の成長ともに変化出来るよう考慮します。
詳しくはこちらをクリック→『 Q:子供室って必要?』『わが子を天才に育てる家
風の流れを考える
卓越風をご存じですか?
年間を通して最も吹き易い風向きの事です。
実はその地方によって様々なのです。

『窓は対角線にあればいいと思っていませんか?』
実は・・・窓は単純に対角線にあればいいってものではないのです。

Raphael設計は、夏の『熱風』対策をポイントと考えています。

下記は宇都宮市と日光市の卓越風のデータです。
風配図と言います。
宇都宮市の風配図
日中は7月、8月の暑い季節に南東からの卓越風が一番強い事が分かります。
よって、ここからの熱風対策を考えます。
逆に、就寝時は北北東から1年を通じて卓越風が吹きます。
日光市の風配図
日中は7月、8月の暑い季節に東からの卓越風が一番強い事が分かります。
よって、ここからの熱風対策を考えます。
逆に、就寝時は西から1年を通じて卓越風が吹きます。
二つの都市の違い
いかがですか?
全く風の性格が違うのがお分かりいただけたと思います。

あくまで理屈上の話かもしれませんが・・・
例えば日光市で、何も考えずに通風を『南北』で考えていると、ほとんど強さのある風を室内に取込めない事になります。
逆に、風配図からきちんと風の性格を読み取れば、自然風を取り入れる事が出来ます。
更には、縦辷り窓(突き出し窓)はこれらの事を考えて、窓の開き方を考える事が重要だと思っています。。

再度・・・
窓は単純に対角線にあればいいってものではないのです
卓越風が抜けるように対角線になければならないのです。
自然風を取り入れる意味
冷房エネルギーの削減を狙います。
癒しの空間
人によって、癒しの空間は様々なカタチがあると思います。
・木の温もり
・リゾート風
・エレガントな
・風が通る
・お日様ぽかぽかスペース
・好きな色や物に囲まれてなどなど・・・
例えばリゾート風であれば見た目やイメージでも空間を創る上で重要な要素は『色』だと思っています。
色にはいくつかの原理がございますが、配色調和を考えカラーコーディネーションを考えます。
配色調和
①類似色調和型
②色相調和型
③トーン調和型
これら3つの中で基本的な考えを致します。
その他カラーの原理に関してはブログで記載してます。こちら
ストーリー性のある間取り
間取りを考える上で、
部屋がそこに配置されるに至ったストーリーが必ず有るような間取りを考えるという事です。

起床時は寝室から必ずどこかの部屋に向かうわけです。
帰宅時は玄関から必ずどこかの部屋に向かうわけです。
それは人や状況によって違います。

そして何処かに向かって終わりではありません。
また向かう部屋があるのです。

その人にとって、その家での『間取り移動の物語』が1日1日始まるのです。

例えば洗濯などの行動をする時、服を干しに行くまでに人によっては癖やこだわりなど、ある程度決まった行動パターンがあるはずです。
『ここがこうだったらいいのに・・・』
そう思ったりしたことありませんか?

間取りによって人が行動をするのではありません。
人に間取りが合わせてくれるのです。

間取り(部屋の存在意義)・部屋の配置に意味がある・・・

それがストーリー性のある間取り設計です。
オンリーワンな間取り
ストーリー性のある間取り・・・
それはそこに住まう家族にとって、まさに『オンリーワンな設計』になると思っております。
オンリーワンな空間
人には身長差・体重差があります。
例えば棚の高さ、ハンガーパイプの高さなど・・・
150cmの奥様と190cmの旦那様のご夫婦の場合、それぞれ使いやすい高さや奥行きも違うわけです。
立ったり座ったりした時の必要スペースも全く違いますよね。
そこに住まうご家族のヒューマンスケール(身体のサイズ)の把握もあってこそ、『オンリーワンな空間設計』になると考えています。
『実際の例(ヒューマンスケール)』
左側は・・・
電動物干しをどの位置にしたら行動しやすいか、最下降まで下げた時に服が手摺にぶつからないかを検討した図面。

右側は・・・
ウッドブラインドを取付けた時に、ダイニングテーブルのサイズを選定する際の検討図面となっております。
実際にその状況を作って、打合せしたりします。
たかが10cm、されど10cm・・・このような事でも大切にします。
夢より素敵な家
住宅とは、そこに住まうご家族によって出来上がるものが違います。

ご家族の幸せが毎日育まれ、そんなご家族と共に、新しい家も一緒に育って行く事が出来れば・・・
設計者としては最高の喜びでございます。
夢より素敵な家

完成時に「見える部分」に対してお客様の満足を得られれば、それは夢の家
完成後も「見えない部分」に対してお客様の満足を得られれば、それは夢より素敵な家

Raphael設計が目指す家造りは、このような考えで設計しております。
それを実現できるのがQ1.0住宅です!
Q1.0住宅とは、エアコン1台で過ごす家が可能となる住宅です。