内断熱と外断熱

内断熱と外断熱で優劣どっち?
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木造住宅の内断熱(充填断熱)について、きちんと図を用いて説明したかったページを作成できました。
作りながら思った事・・・
ほんと、ダブル断熱(充填断熱+外断熱)って素晴らしいよな~って思いました。

内断熱 VS 外断熱・・・

こんな論争を無効化するくらいの力持ってますからね(笑)

ちょっと、私の好きなもので例えさせていただきますが・・・

聖闘士星矢(笑)
黄金聖闘士と黄金聖闘士で戦うと、千日戦っても決着がつかない『千日戦争』というものになるのです。

内断熱VS外断熱は、そんな千日戦争・・・

そして、ダブル断熱は『充填断熱+外断熱』なので、千日戦争を止める為に現れた『女神アテナ』(笑)

愛に満ちたアテナのコスモ(小宇宙)でそんな争いも止めてくれる・・・
みたいなイメージです。


下記はダブル断熱の実際の写真です。

セルロースファイバーによる充填断熱
フォルテボードによる外断熱
内壁(珪藻土混入漆喰)
マイナスイオンを発生させ、調湿作用のあるインナーコート
外壁(ディバネート)
・住まいの寿命を延ばす塗り壁。
・白い家には最適です。

 

現在実施中の住宅も『ダブル断熱 決定!!』しました。
実はダブル断熱の場合の塗り壁は、一般的な塗り壁よりも塗り厚がかなり薄いので、ひび割れにも強く、何より建物の重さが軽くなります。

建物が軽くなると、基礎が受ける負担や地盤が受ける負担も同時に軽減され、耐震性も高くなります。

構造計算をすると、4面とも一般的な塗り壁だと基礎が耐え切れず、配筋も通常シングルでいい所をダブルで必要になったり・・・
そういった余計な出費が無くても良くなったりします。

あくまでも持論ですが・・・
住宅において、
外断熱は・・・まず選択肢からサヨナラ

充填断熱(内断熱)とダブル断熱で予算内に納まる方向でお話させていただきます。

デメリットは・・・やはり、一般的な充填断熱よりはコストがかかる事。
まあ、私は仕様が上がって金額も上がる事に対してデメリットで言っていいのかという考えがあります。

建物は・・・
建設・運用・保全・修繕・更新・解体
みたいな感じで考える・・・
『ライフサイクルコスト』
というモノがございます。

要は、安く建てたのはいいけど、色んなメーカー保証だとかが切れる10年を迎えたら、外壁の再塗装や屋根の修繕が必要になり、初めからそういったコストを考えてスペックの高いものを建てた場合よりも、コストが掛かってしまう状況。
・・・それって、一番最悪ですよね。

なので、工務店選びも凄く大切な事です。

断熱材の云々よりも、資金計画ではそういった考えも大切だったりします。

国も省エネ住宅に関して、これからかなり力を入れてくれると思いますので、省エネ住宅を高スペックなものと考えるよりは、『標準』て考えが一般的になってくると私は思います。

下記ページで詳しく解説しております。
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2016年11月09日