設計ミスについて大宮で研修

本日、仕事で大宮まで行ってきました!

その中で「設計ミス」「工事上の問題」などを取り上げた研修を行いました。

 

皆さんは、仕事でミスをした事がない人っていらっしゃいます?

ミスには、問題にならない、小さいミスもあれば、大問題になる大きなミスもあります。

僕は、正直・・・両方あります。

独立してからは、大問題になるようなミスはしていませんが・・・
工事を進める上で、僕からの指示が皆に行き渡っていなかったりというような事はあります。

あくまでも図面で言えば、小さいミスは、文字の間違い、展開図で描いてある仕上と仕上表で描いてある仕上げの
「表記が違う」
というような図面の「不整合」ですね。
まあ、これを含めて、外に出す前に自分で発見出来れば大問題にはならないわけです。

 

不整合でも、構造に係わる不整合は、大問題になります。


このような不整合は、何度も「仕様変更」が行われると、片方の表記を直し忘れるという事になるわけです。

最終チェックがきちんと出来れば気が付ける内容です。

 

図面でいう大問題というのは、基本的に小さいミスから大問題に発展する事が多いと思っています。

なので、そんなに「小さいミス」だから多少は仕方ないなんて気持ちで設計したら絶対駄目だという事。

 

本日の研修でも取り上げられた大問題は・・・
「全て防げる」
初歩的なミス・・・

いわゆる、「確認不足」によるものでした。


それが大問題に発展するという事。

 

自分の中だけで完結せずに、一言でも、外に発信することが出来ればよいものって、本当に多いと思いました。

更には、今日の内容は、「そんなの常識でしょ」ってレベルのものばかりでした。

でもね・・・

そんな事が起きてしまうから大問題になるんですよね。

「そんな事分かっているのが普通」
と思っている事が一番危険なんだなと、改めて思い知らされました。

 

過去に経験した大問題・・・。

その理由は・・・

  • 他人が設計した図面の法チェックを僕がする業務で、渡された図面が古かった
  • 鉄骨の建物の現場で、現場監督から鉄骨工場に依頼した図面が古かった

どれも、未然に防げた問題。

 

 

基本的に、大問題というのは少なくとも2~3人が関わって、大問題と発展するもんだと思っています。

チェックするのに僅か10秒くらいの労力をスルーした代償が、問題解決に数日要する場合もあれば、お金が絡んでくる場合もあるわけです。

特に慣れてきたリすると、ミスって起こりやすいですよね~。

慣れてくると、お互いの確認もおろそかになりがちだし、大きなミスになると思ってないパターンが多い。

 

とにかく・・・

チェック!!思い込みはなくす!!が重要ですよね。
自己チェックでも、間違っているもんだと思ってチェックしないとスルー気味の、「見るだけ」になってしまう。


先日facebookでもUPした内容なのですが・・・
僕が普段している訓練をご紹介(笑)

こういった商品を見た時に、必ず探すものがある。

 

「風味」だ(笑)

 


焼き蟹だと!?
で視界は画像のような状態になって、「蟹」頭がいっぱいになると・・・


『風味』や『香味焼』

には目が行かない。

というか、見えない、見えてない(笑)



それはもう、見た目と大きな文字の情報から、蟹と認識しちゃってると言うこと。

↓こんな感じの視界で・・・

見た目からホタテじゃん!って認識してしまうと、思い込みとかではなくなる。

ホタテが間違いとは思わない。

 


左側にさりげなく「本品はかにではありません」「本品はほたてではありません」と書いてある(笑)


図面のチェックや試験において、『合ってるもの』だと思い込んでると、本当の間違いに気がつかなくなる。

鷹の目を養う個人的な訓練でした(笑)

 

 


こぼれ話

本日会場行くまでに一波乱が!!

先日舞い込んだ仕事に関して、スマホで調べものに集中していたら・・・
『ゾーン』の状態になってしまい・・・
アナウンスも耳に入らず、周りも全く目に入らず、完全に独りの瞑想状態に突入(笑)

宇都宮から行ったわけですが・・・

途中、facebookのお知らせで一旦我に返った時に、アナウンスが耳に入り、

「尾久~~~」
ここ何処だ!?Σ( ̄ロ ̄lll)

往復50分も時間ロスしてしまい・・・
1時間30分余裕みて出発したのに、ギリギリでした・・・。

大宮駅降り立ったら、僕の大好きな曲5本の指には入るであろう、

ガゼットのCassisが、通りのスピーカーから流れていて、ちょっとテンション上がりました(笑)

 

 

2017年03月15日