一級建築士製図試験が延期になり、12月8日が試験日だ。
しかしながら、ほとんど勉強できずにもう11月半ばになっている。
現場が始まってしまったのも大きな要因の一つだが、本来試験は終わっているはずだった。
それに向けて仕事も調整していたので、一気にそれらが押し寄せている・・・。
建築知識ビルダーズ連載のチェックバックもとりあえず終えた。
基本的に11月はお気づきの通り、ブログはほとんど更新できないと思います。
TEL.028-306-1006
〒320-0051 栃木県宇都宮市上戸祭町740-21
一級建築士製図試験が延期になり、12月8日が試験日だ。
しかしながら、ほとんど勉強できずにもう11月半ばになっている。
現場が始まってしまったのも大きな要因の一つだが、本来試験は終わっているはずだった。
それに向けて仕事も調整していたので、一気にそれらが押し寄せている・・・。
建築知識ビルダーズ連載のチェックバックもとりあえず終えた。
基本的に11月はお気づきの通り、ブログはほとんど更新できないと思います。
先日、妻のスマホが「起動ループ」によって、立ち上がらずに、データ復旧も出来ない事態に陥り、時間にして約12時間以上は色々と模索しましたが、結局、そのスマホは諦める結果となりました。
11月に入ったら、仕事はせずに勉強モードに入る予定でしたが、中旬過ぎても仕事モードから切り替えられておりません。
非常にまずい・・・
基本的にSDカードに全てバックアップしてあるか、androidなのでGoogleフォトなどに写真データなどがバックアップされていると、全て何の問題も無かったのですが・・・
修理して、ハイ交換~~!
ってなる事が出来なかったわけですね。
連絡先は幸いにも「同期」の設定で何とか無事でした。
予定などもGoogleカレンダーと「同期」で無事
家族の予定も、僕と共通のアプリを使っているので、復旧完了。
特に子供の写真なんかはスマホだけに保存している人が殆どだと思います。
PCも含めてそうですが、PCならハードディスクが壊れない限り、PCが立ち上がらなくても復旧は出来る。
スマホの場合はPCと接続できないと、僕の力ではなにも出来ない。
「思い出」がスマホ本体だけにしか残っていない場合、スマホが壊れたらまず壊滅的である。
思い出に対する値段はプライスレスかもしれないが、写真は印刷してこそ保存となる。そして、写真として意味がある。
「データ」から「写真」となるのだ。
まあ、自分もデータのままの写真が殆どだけど、試験が終わったら印刷していきたいと思う。
しかしながら、バックアップはスマホデータだけではなく、PCのデータもバックアップは必須だよね。
試験までは絶対に風は引けないと体調管理をきにしていたけど、本日朝起きたら喉がやられていたので、耳鼻科に行ってきました。
処置してもらえたので結構楽になりました。
鼻水も出ている・・・
仕事しないといけないので・・・
大好きなKAMIJOの曲を聴いて集中してました。
メールの内容を掻い摘んで説明すると・・・
「マイベストプロは一般のホームページやブログではできない信頼感の醸成を行うことが可能で 朝日新聞社広報協力の下、審査を通過して参画された専門家が消費者に安心してご利用いただける、専門的な情報を提供するインターネットサイトとなっている為、消費者と専門家とのベストマッチングを可能にしているので マイベストプロに参画することで、ラファエル設計の専門性を求める顧客層の拡大が期待される」
っつ~わけだが、お金払って「マッチング」してもらう意味がよく分からない。
一番笑ってしまったのがこれだ。
「Yahoo!知恵袋登録専門家に専門家として登録出来る」
おいおい、何で僕がお金払って、知恵袋に答えなきゃならんのよ(笑)
僕は顔も分からない、Yahoo!知恵袋に回答しているほど、暇では無いですし、何よりラファエル設計のお客様になっていただいた方々の為に仕事したいですよ(;´∀`)
でさ・・・
マイベストプロ栃木を活用した効果として
・インターネットからの集客増
・企業・団体・行政などからの講演依頼
・新聞、テレビなどへのメディア出演など
があるようだ。
申し訳ないですが、興味も沸きません。
「新住協」と「Q1.0住宅」が当たり前のように認知されて、家づくりをする人が、ハウスメーカーの展示場をまわるのではなく、Q1.0住宅を求めるようになってくれるなら、協力しますけど・・・
マッチングとか、「住宅格差」が出来る原因な気がします。
マイベストプロ栃木を活用した効果として、インターネットからの集客増というのは別に現在必要ないからどうでもいい話だけど・・・
企業・団体・行政などからの講演依頼とか新聞、テレビなどへのメディア出演というのに「大先生気分」になっちゃう人、いるんだろうね(笑)
良く考えてみてよ。
自分でお金払ってるんだぜ?
目を覚まそうね(笑)
そもそもさ、マスコミの人達はさ、こういったサイトを使ってお金を払っている人を専門家として講演依頼、テレビなどへのメディア出演を企画するんじゃなくてさ、今、温熱欠陥住宅が当たり前に行われている現状を特集した方がいいと思うのですよ。
温熱の勉強をしていない「専門家」が家づくりについてメディアで語っても、温熱欠陥住宅は無くならないですよね?(笑)
僕は、お金を払って何かを伝える意味は全然ありませんので、「無料で」有料セミナーレベルの話をブログで沢山描いております。
あのね、Yahoo!知恵袋って、すげ~てきとうな事書かれている印象がとても強いです。
例えばね、知恵袋に
「断熱材って何を使うのがおススメですか?」
という質問があったとして、下記の答えがあったとします。
すべて・・・
って感じで終了です(笑)
断熱材のコスパなどの話などもあったら、そんな議論自体論外です。
家づくりの話は、家づくりを依頼する会社に聞きましょう。
それが出来ないなら、依頼する住宅会社を信頼していない証拠です。
Yahoo!ニュースの内容です。
久々に、狂ってると思える内容で、怒りがこみ上げてきました(笑)
大丸梅田店(大阪市)が11月22日にオープンした新ゾーン「michi kake(ミチカケ)」で試験導入されている「生理バッジ」を巡って、SNSで批判が寄せられているらしい。
「生理であることをオープンにすることでポジティブな動きがみられるのではないか」。
だってさ。
考えたやつさ・・・
当たり前だろ(笑)
下記、ニュースの原文そのまま
生理バッジはどのようにして生まれたのか。ミチカケPR事務局の担当者によると、michi kakeをつくるにあたり大丸社内で意見を出し合う中で、「生理であることをオープンにすることでポジティブな動きがみられるのではないか(他者からの気使い・心使い)」という話が上がり、女性のリズムに寄り添うmichi
kakeフロアから試験的な運用を始めることにしたといいます。
生理バッジの主目的は社内コミュニケーション。「生理バッジをつけ、仕事をしていく上で生理であることをオープンにすることによって、(店員間で)気使うコミュケーションができるようにするため」といいます。また、21日のプレス内覧会で行われたハイヒールモモコさんらが登壇したトークセッションでは、「(自分が客だったら)お互い生理だと仲間意識が湧くと思う」といった、客とのコミュニケーションにもつながるのではないかという声も上がっていました。
バッジをつけるかつけないかはテナントや社員それぞれの任意となっており、強制ではないとのこと。21日のプレス内覧会では、「一部の店員が自主的につけていた」と話します。SNSでの批判の声は届いているといい、「生理バッジ自体、試験的に運用しているもので今後の使用に関しては現在検討中でございます」としています。
タブー視されてきた生理
フロアのオープンに先駆け、10月15日に公開された「ツキイチ!生理ちゃん」の19話は、大丸百貨店をモデルにした「大春百貨店」が舞台。販売促進部の女性社員が「生理のときはこのピンバッジを胸につけることを提案します」「マタニティマークみたいなものですがつけることは強制しません」と話すところから始まります。
漫画内では、進んでつけてみる人、「生理を悟られるのはプロ失格」と拒む人、「更年期バッジはないの?」と尋ねる人、悩む人……とさまざまな反応が描かれます。取り組みがSNSやテレビなどで取り上げられ、賛否両論の議論を呼ぶ中で、社員の間で少し変化が起きる――というストーリー。最後に「今回の『生理ちゃん』は株式会社大丸松坂屋百貨店への取材をもとにしたフィクションです」と結ばれています。
michi kakeのWebサイトでは、フロアオープンへの思いを以下のようにつづっています。
「日本では、女性の性や生理は『隠すべきこと』『恥ずかしいこと』とされてきました。そのため、必ずしも肯定的な反応ばかりではないことを覚悟しています。しかし一方で、話しにくい悩みだからこそ、相談できる場を必要としている方が多くおられます。そういったお客様にも『“常に”寄り添いたい』『少しでも心を軽くしてほしい』との想いで、タブー視されてきたジャンルにも向き合って、この新しいゾーンを作ります」
生理や生理用品は日本ではまだタブー意識が強い一方で、新しい流れが生まれているトピック。生理用品を購入すると黒い袋や紙袋で包まれることからスタートしたプロジェクト「#NoBagForMe(ノーバッグフォーミー/袋いりません)」は、「生理・生理用品について気兼ねなく話せる世の中の実現」を願い、ソフィの生理用品の新デザインを企画し話題を呼びましたが、「隠す袋はやはり欲しい」といった声も上がっています。また、大王製紙は生理用品ブランド「エリス Megami素肌のきもち」のシンプルなデザインをLOHACO限定で販売し、「定番化してほしい」と支持されています。
って感じのニュース記事です。
で、問題のバッジは下記
これさ・・・
小学生レベルの発想をしてみるとだよ?
などと、見知らぬ人に告白しているのと同じにしか思えません(笑)
つまり、どれも意味不明という事です。
毎日、想像の斜め上を行く性犯罪が起きているのに、これによって新たな性犯罪が起きる可能性が産まれますよね。
マジでありえないわ・・・
下記くらいに有り得ないわ。
これを提案した人は、気遣ってもらいたい人なの?
こんなバッジつけるなら、仕事休みにしてあげるとかさ、なるべく休憩多くしてあげるとかさ・・・
どうしても生理というのを知らせる必要があるのなら。女性スタッフ同士で何かしら分かっていればいいんじゃないの?
これさ、犯罪の可能性もあるけど、男の上司がいる所なら、セクハラにもつながるよね?
生理周期が短い不順の人は「あれ?またつけてんの?」なんて言われる人絶対出てくるよ。
そこで仕事がし難くなる人の割合の方が圧倒的に多いと思うけどね。
頭がおかしい人など思うのは、僕だけ?
こんなクレイジーな内容が議題に上がり、任意ならいいでしょ!みたいな感じで案が通った事がまた信じられないよ(笑)
その場ではセクハラにならなくても、飲み会の席とか、忘年会、懇親会などの時に必ずセクハラに会う女性がいるから、マジでやめた方がいい。
僕は、酒の席で、セクハラをしている男を殴りたくなるくらいに見ていて頭にきます。
僕は、以前の勤め先で、基本的に飲み会には出たくなかった。
理由は、事務員さんが毎回セクハラ話をされているのを見たくなかったから。
まあとにかく・・・
ここで働く女性は気の毒としか言いようがない・・・。
中学3年生の時に夢が1つ産まれた。
それは宇都宮工業高校建築科へ進学すること。
実家は基礎工事を行っているのですが、何となく、親の敷いたレールに乗る訳ではなく、「住宅設計」というものを自分の仕事にしたいと思ったんですね。
僕は学力が低く、当時は推薦入試しか行く方法は無いと自覚していました。
生徒会にも入ったし、学級委員長やったり、稲刈りの活動などもやりました(笑)
まあ、結果的にバスケ部の部長だったり、鹿沼市の選抜にも入っていたせいもあってか、スポーツ推薦のおかげでその夢は叶った。
当時の宇工建築科は県内で一番の倍率でしたが、面接が良かったのでしょう(笑)
高校生の時は2つ夢が出来た。
1つは栃木県に寒冷建築を取り込んだ住宅設計がしたいと思った。
当時、冬の家の中が外よりとても寒いと感じる栃木県の寒さに疑問をもち始めた。
それを北海道で学んでみたくなった。
実体験をするのが重要と思い、大学は北海道を選んだ。
正直、「設計手法」という点で、大きく今の設計に活きているものはほとんどない(笑)
理由は・・・
今は新住協などで沢山勉強している事を実践したり、多くのセミナーに参加して、それらの体験の方がとても活きている。
でも、北海道での実体験として、多分感覚的に見についているのも多いのだと思うけど、一番はやはり家の中での温かさだと思う。
栃木は相変わらず寒い。
多分、大学での一番の学びで生きているのは、PCの自作と数々のソフトウェアを使えるようになる免疫が構築されたのだと思う。
今や僕の代名詞ともいえる、「室温設計」は、大学で、研究室で学んだ事から発展された事による成果なのだと思うのです。
独立したのは2014年11月。
本格始動したのは2016年11月。
双子が産まれ、育児に専念する為だ。
独立がなんで先かというと、初めてのお客様は、妻が入院していた病院で隣のベッドに寝ていらした方から設計依頼をされたので、急遽、設計事務所登録をしたのだ(笑)
これから2年間で僕が設計するQ1.0住宅は10棟くらいに増えるだろう。
僕が設計した家は、新住協入ってからはQ1.0住宅だけど、その前はQ1.0住宅までは行かないが、付加断熱のダブル断熱住宅以外は設計した事が無い。
いずれにしても・・・
「栃木県に寒冷建築を取り込んだ住宅設計がしたい」
その夢の1つは始まったばかりでもあるし、現在進行形で進めている。
そしてもう一つは、予定では10年前には叶えているはずだった・・・
一級建築士だよう!!
いつもそのチャンスを逃してきた。
今年は10/13日に受けるはずだった試験を受けて見たが、多分落ちていた。
がしかし、台風という震災によって、試験は延期になり、勉強時間が約2ヶ月増えた。
にも関わらず、チャンスを逃そうとしている自分がいる。
初心を思い出し、一度堕ちた気持ちというか、コスモ(小宇宙)を燃やさなくてはならない。
試験会場は、宇都宮工業高校で、机を2つ使うらしい。
つまり、ガムテープが必要なのだ(笑)
2級建築士の時にそれは経験済みだ。
一級建築士という夢をもう20年以上も持っているが、そろそろ叶えなくてはいけない夢であることは、変わりない。
しかしながら、製図試験、マジで難しい・・・
母校だった宇都宮工業高校は解体されてしまい、跡形もない。
移転したわけだが、母校という事には変わりない。
目に見えない力にも頼りつつ・・・
一級建築士という夢に向かって、ラスト2週間本当に頑張らなくては。
いよいよ、一級建築士の最終製図試験が間近に迫ってきました。
毎日、朝から晩まで学校で課題の毎日です。
帰宅時間は22時から23時です。
メールの相談などを対応していると、1時間以上はメール打ってたりしちゃうものですから、業務はメールや資料請求含めて休止致します。
12/8日の試験以降、業務は再開いたします。
12/8日・・・
運命の製図試験が終わりました。
予想通り、過去最高に難しいと思える試験でした。
試験が終わった時は、
「会心の出来」
と思えるくらいに、学校で、講師に色々指摘され続けてきた事を改善出来、建物の形も理想的な形に出来ました。
6.5時間の試験の中、30分くらいあまり、色んな書き込みを沢山して、
「知ってるぜアピール」
を図面上に沢山描く事が出来ました。
今週の日曜日に、採点の結果などのヒアリングに行ってきます。
ただ1つ、減点覚悟で行ってしまったのが、2階のエレベーターホールの広さ。
建物は3階建ての美術館の分館。
「アトリエ部門」
「展示部門」
「共用部門」
「管理部門」
これらの部門から、要求室をゾーニングしていきます。
この中で「多目的ホール」という200㎡以上の所室が要求されていて、これは「展示部門」に入る。
多目的ホールの使われ方は「講習会」にも使われる。
基本的に、製図試験は
「空間構成」
が最大のポイントなのである。
専門分化している建築設計を調整し,取りまとめていく基本的な知識・能力等を確認するために,合格基準の設定に閏し,配点構成を「空間構成(*1)」と,「意匠・計画(*2),構造,設備」に大別し,「空間構成」に関し,足切り点を設定するものとする.
(*1): 建築物の配置計画,ゾーニング・動線計画,所要室の計画,建築物の立体構成等
(*2):図面表現,所要室の機能性・快適性等
早い話が・・・
利用者動線と管理者動線
屋外駐車場からの動線と管理駐車場からの動線
これらの動線が交差しては、即NG。
そして、今度は部門ごとの動線交差をしないようなゾーニングが求められるのだ。
つまり・・・
1階は「共用部門」「管理部門」
2階は「アトリエ部門」「共用部門」「管理部門」
3階は「展示部門」「共用部門」「管理部門」
というように、「アトリエ部門」と「展示部門」を利用者が利用しやすいように、利用者動線を考える必要があるのです。
で、今回は何が難しく感じたかというと・・・
屋上庭園とアトリエ部門の市民アトリエ室(120㎡以上)を互いに行き来出来るようにし、屋上庭園は2階にしろという要求。
これにより、延期前の本試験は屋上庭園は3階で、延べ面積の上限2400㎡だったのですが、今回は屋上庭園2階の上に延べ面積上限が2200㎡という・・・
これにより、2階の面積がもの凄くきつくなり、アトリエ部門の何かの室を別の階に移動しないと、全然入りきらないのだ。
がしかし、僕は納めた!!(笑)
階段の位置などは講師が「ベスト」といってたカタチに持って行けた。
これにより、減点覚悟で2階のホールが、少し小さくなってしまったのだ。
普通は7mx7mくらいのエレベーターホールをつくる。
しかし、僕は5mx5mという小ささになってしまったのだ。
逆に、3階はメチャクチャ余裕で、要求されてる室以外を余裕で入れられるくらいでした。
つまり・・・
1階、それなりにユルユル
2階、とってもキツキツ
3階、超ユルユル
こんな感じになってしまったのです。
これって、多分ダメなんすよね。空間構成の部分で。
感想からいうと、学校の授業では「セオリー」というものがあり、「減点の形」というものがある。
今回の試験は「セオリー」を忠実に守った人は落ちて、「減点の形」をしても合格になるような試験のような事を学校で言われ・・・
って感じでした。
他校の標準解答例を見ても、ホールはほとんどとれていなかったり、屋上庭園が西側にしか面してないとか、普通有り得ないと思うプランが満載だ。
学校って100万近く払って1年通った人は、ふざけんな!
って思いますよね。
何て言うか・・・
すっごく素直な人は学校に向いていないのかも知れない。
製図試験に関しては。
兎に角、建築士の試験は相対試験なので、同じ様にみんながやっていればそれが減点が少なかったり、自分一人しかやっていなかったりすると、減点大きかったり・・・
そんな試験です。
基本的に今年は多くの受験生が延期になった為に、去年不合格で1年製図の勉強をしてきた人たちのレベルに近付いたのも事実。
つまり、学校でやってきた課題のレベルを遥かに超える内容の試験だったと僕は感じました。
兎に角、試験元はこのような問題を・・・
用意しているのか、新たに作ったのかは分かりませんが、
すげーな!って思いました(笑)
兎に角、台風で延期になり、身も心もピークの状態に持って行った10/12日。
13日は延期になり、気持ちが落ちまくった。
再度、再試験に向けてスイッチ入れたのは11月下旬。
自分の中では、やる事をやれたと思える試験でした。
2月5日が合格発表。
それまで待つしかない。
台風で延期にならなかった人たちの話で、僕は2月5日が合格発表の日です。
今年は、正直驚愕の合格発表でした。
製図試験はランク①~④までの振り分けで、ランク①のみが合格です。
ランク②は、まあ惜しかったね
(「知識及び技能」が不足しているもの)
ランク③は、全然ダメだね
(「知識及び技能」が著しく不足しているもの)
ランク④は、失格、話にならない
(設計条件及び要求図書に対する重大な不適合に該当するもの)
となるわけだが、驚愕の理由はランク②がまさかの3%しかいなかったという事だ。
ちなみにランク①36.6%
ランク③29.2%
ランク④31.3%
10月13日実施の試験の実受験者数は4,214人、合格者数は1,541人となり、合格率は36.6%だったわけだけど・・・
合格率は平成30年度の41.4%から4.8%低下で、近年でもっとも低い結果となりました。
試験もとも言っている事だが、ランク③と④が多すぎる。
下記は「ランク③(III)」「ランク④(IV)」に該当したものの具体例
となっているのだが、採点のポイントとなる下記を見て欲しい。
「重大な不適合」に、資格学校での教えで全くもって重要視されていないPS、DS、EPSの考え方が初めて記載されている。
過去の試験ではこんな書かれ方はされた事が無い。
だから、資格学校も「大した減点じゃない」と言っていたわけだ。
PSは給排水、DSはダクト、EPSは電気関係の為に必要な『穴(ルート)』だ。
ちなみに、住宅では「PS」が必要です。
パイプシャフトという意味です。
ハウスメーカーの描く1/100程度の図面にはほとんどPSが書かれている事はない(笑)
ハウスメーカーの手伝いをしていた時も、PSが描かれた図面は見た事が無い。
今年は、これらの僅か1㎡のPSや、2~6㎡のDS、3㎡程度のEPS、これらの欠落は一発ランク④になったと思われる。
考えがダメなのはランク③か?
通学中、僕は常にそれらの考え方の重要性を訴えていた。
しかし、それらが一つも計画されていなくても今まで合格している人はいるからといって、『そんなの無視でいい!減点なんて大したことない!それよりも空間構成だ!』というのが教えだった。
僕は、勿論きちんと考えられましたよ(笑)
更に、ランク③以下が多い理由は、防火区画や延焼の恐れのある部分の理解力と思われる。
例えば、『防火上有効な公園』は隣地になるわけだけど、延焼って発生しますか?しませんか?
これを間違えた人もランク③行きだった感じがする。
三層吹き抜けの、一階の防火区画って、どうするか分かりますか?防火シャッターだけではダメなんすよね。
これもランク③行きへのポイントだったと思われる。
防火シャッターだけだと、閉じ込められてしまいますよね(笑)
つまり、避難のドアが必要という事です。
歩行距離はOKでも、重複距離がアウトになる人もいたであろう。
歩行距離というのは、避難の為の階段への距離です。
重複距離というのは、避難階段は2つあるので、階段①と②に逃げ分かれる為の分岐点まで、避難者全員が同じ避難ルートになるという事です。
避難距離は基本的に今回の試験で言えば60m、重複距離は半分の30mとなります。
延期試験では空間構成を死守する為に、50㎡の要求室を25㎡にしたりした人もいた。
試験は、50㎡とかの部屋が大きい為に、ワンフロアにキレイに納まらせるのが難しい要因の一つでもあるのです。
しかし、これを空間構成がキレイになるからといって25㎡とか30㎡にしたら、そりゃダメだろう!?と学校にも訴えたが、「減点」との事だった。
でも、試験元は要求室面積の不適合はダメだと今回言ってますからね。
いずれにしても、今年の試験というか、これからの試験は『そもそも法規違反』『法規分かってないだろ』という答案図面は、いくら空間構成が良くても、ランク③以下になるのだろう。
基本的に、今の製図試験は、過去の合格だった図面は不合格図面になる場合もある。
今年は屋上に『設備スペース120㎡』を要求された。
つまり、ここに繋がるようにEPSやDSなんかを考えなくてはいけない。
学校の教えである・・・
『それら何処かに描いてあればいい』
『描いてなくても小さい減点』というのは、そもそも一級建築士としての知識がないという判断をされるという事。
だって、設備計画とか電気の計画分かってないって事だよね?(笑)
DSって何の為にあんのよ!?
EPSって何の為にあんのよ!?
よく考えてみてよ。
例えばさ?
住宅で言えばエアコンの設置場所のすぐ近くに、室外機があるよね?
北側の室だったとする。
それがさ、室外機南側にあったらおかしいよね!?
北西の角にお風呂があって、南東の角に給湯器があったらおかしいよね?
資格学校の教えは、これらの考えは「小さな減点」とか言ってるんだぜ?(笑)
住宅でも良くあることだけど、ダクトが通らなくて梁に穴開けるとか、結構やられているの知ってる?
ラファエル設計では絶対にないけど。
DSがない、天井懐を確保できない階高設定って事は、こういう事になるんだぜ?(笑)
学校では、階高の設定は教えられる。
しかし、DSは無くても小さな減点という。
だよ。ほんと(笑)
過去の合格図面から、減点の比率を考えるのも重要かもしれないけど、法規や電気&設備計画などは、当たり前に適合させるものとして考える必要があるという事を常々、学校側に反抗してたけど、僕には資格学校の考え方、教え方には納得出来ない部分が多かった。
仮に不合格だったら、100万も出して資格学校へ通う事はしないと決意しました。
学校の課題が本試験に的中するか!?というのは求めていない。
どんな問題がきても、ランク①(合格)へ向かうために必要な考え方を学ぶ事が出来なければ、学校に通う、通わない関係なく、合格するための勉強の意味はない。
僕は2級建築士受験の時、独学で、4プランしかやっていなく、断面詳細図の文字だけ6枚くらい描いた程度、10年ぶりに小屋伏図が出た年だったけど、学生の時の知識で受験しましたが、本試験は20分でプラン考え、作図も40分以上残して終了し、やることなくて、伏図のハッチングをキレイに書き直すという事で時間を潰し合格しました(笑)
これが今の時代に通用するかは分かりませんが、共通して言えることは、製図においては資格学校が全てではないのですよね。
死守すべき部分、減点覚悟で捨てていい部分、これらをもっと研究出来るよう、不合格だった場合は頑張る次第でございます(^^;)
延期試験は、学校でもしっかり教わる『ゾーニング』がこれまでやってきたセオリー通り行かない試験でした。
ようは、部門ごとにワンフロアで納めるのは、要求面積的にほぼ無理に近く、何かの部屋を別階に移動させる必要があった所が、製図一年目の人達の最大の悩みポイントだったと思います。
学校の教えのセオリーや、こうしたい!という自分の考えを捨てなきゃ、自分で試験を難しくしてしまうのが、製図試験なのですよね・・・(^^;)
↓これは一昨年のものです。
去年はこれにサングラスという、低クオリティ。
今年は、本気出しました。
意匠と変装に!!(笑)
衣装代はすべて約1万円です。
ちょっと変装過程のストーリーを話ししよう(笑)
まず、髪の毛だけじゃ、全然でしょ?
髭を付けたとしても、娘は僕の「目」をみてパパだと分かる!
で、だ!
ゴムマスクを買ったわけだけど・・・
妖怪か!!!?
って事で・・・
眼鏡装着!
目から出る呼吸によって、目が乾くけど、眼鏡も曇る。
これがまた、気色悪さを緩和される事が分かった。
おお~~!!
これはいける!!
と思って、マスクの中ではどや顔で妻の前に登場したら
「うわっ!!」
って言われて、
「夢に出てきそうなくらい恐怖!」
「泣くんじゃないの!?」
とか言われて・・・
シュン・・・(´;ω;`)
って感じでしたが、もう後戻りはできないからね!
喋り方とか練習して、本番に臨みました!
がしかし!!
24日は昼に現場行って、午後お客様と契約して、帰宅途中に幼稚園から息子が38.7℃という電話が・・・
朝は、半年以上前からサンタに会うのを楽しみにしていた為、凄いテンション高く、ウキウキだったのですが、この様子・・・
可哀想すぎました。
インフル検査には早すぎて、溶連菌も出なかった。
う~ん・・・。
そんな中、息子が起きたので、サンタ強行!
息子、意識もうろうとしているけどガン見(笑)
斜め45度からの写真見ると、すげ~本物っぽくない!?(笑)
娘は手紙を差し出す!
去年、サンタに頭ヾ(・ω・*)なでなでされたのがとても嬉しかったらしく、またやってあげました(笑)
正直、メガネが曇り過ぎて、前が見えね~~~
薄暗い部屋の中で視界不良でした(笑)
一眼レフのフラッシュで妻が撮影したので、明るく見えますが・・・
娘と息子のテンションが違いすぎますね・・・。
この時息子39℃。
取り合えず、大成功でした(笑)
来年は・・・
お客様たちのお子さんもサンタを認識できそうなくらい成長していると思うので、サンタ訪問してあげようかな(笑)
面白年賀状を作ってもう10年以上になる。
最近は3時間も掛ければ大体完成する。
では、去年までのを振り返ってみようと思う。
お客様には、会社用のものを送るのが普通だが、このブログを見たお客様の中には、これを送らなかったら寂しさを感じる人がいそうだな(笑)
言っておきますが、年賀状は超ふざけてますが、真剣に作成してます(笑)
ちなみに、すべて、25歳の時の顔です(笑)
いつ、このような年賀状を辞めようかと考えた時もあったけど、友人から、楽しみにしている人たちが少なからずいるんだからやめないで!と言われたので続けております(笑)
もう、早いもので、今年も終わりますね・・・。
今年の感想と言えば・・・
いつも以上に、1級建築士への受験に生きた年になったように思います。
そして、仕事では、沢山の方が契約してくださり、建築知識ビルダーズの連載も、当初最低4回はやってみよう!で始まったのですが、長期連載目指して頑張りましょう!となった年でもありました。
そして、セミナーの講師として、登壇させていただく機会も増え、新たな出逢い、新たなプロジェクトに参加などなど・・・
H26年に独立してから、双子の育児もあり、本格始動したのはH29年11月。
H31年&令和元年現在・・・
約2年・・・
そしてこれからもですが、中学・高校からの夢であった
「栃木県に暖かい家を設計する」
という想いを実現させていくためのスタートラインに立った気がします。
ちょっと今年を振り返ってみます。
取り合えず、こんな感じでした(笑)
来年は、設計と現場と大変になりそうですが・・・
愛知県の方との設計契約が2件あり、市民セミナーも沢山開催される予定だったり・・・
県内と県外を行き来する事も今年より多くなりそうですが、頑張りたいと思います。
今年は兎に角、試験試験試験って感じで、ブログもあまり更新出来ない1年でしたが、読者の方々には感謝申し上げます。
1年間ありがとうございました。