2017年01月blog

2017年01月31日
こだわりアイテム【その③】スタバ タンブラー
2017年01月30日
Q1.0住宅現場見学
2017年01月29日
電力自由化(加湿器と共に)
2017年01月27日
Q1.0住宅
2017年01月25日
こだわりアイテム【その②】お薬手帳
2017年01月24日
我が家のミートソース
2017年01月23日
無料間取り診断
2017年01月20日
不快指数
2017年01月19日
ダブル断熱のお宅訪問①
2017年01月18日
今後の住宅の耐震について(熊本地震)
2017年01月16日
猫のための家づくり(建築知識)
2017年01月15日
お焚き上げ&Versailles公式チャンネル
2017年01月14日
みんなの家造りの失敗例
2017年01月11日
『遅沢バレエスタジオ』の発表会
2017年01月09日
ドイツ省エネ住宅事情
2017年01月08日
もとめる断熱レベル、めざす省エネレベル
2017年01月07日
健康な住まいと健康な暮らし
2017年01月06日
ドイツの環境建築事例と社会的背景
2017年01月05日
年男
2017年01月04日
とちおとめのジェラート in道の駅茂木
2017年01月03日
苺狩り
2017年01月02日
bonnr annee!

2017年01月全ブログ

bonnr annee!

明けましておめでとうございます。
・・・とフランス語で(笑)

年が明けて、つまらないTVの連続で・・・
出かけない限りは超暇な状態が続くと思います(笑)

皆さんは、初詣って行きますか?

私は・・・
絶対に行きません(笑)

2011年・・・
安産祈願に行った3日後に・・・地獄の2週間に突入しました。
『絶望』という本当の苦しみを味わいましたよ・・・。
勿論、その年も初詣には行っておりました。

結論!!
初詣に行くなら、墓参りなどに行ってご先祖様を大切にした方が、何万倍も幸せが訪れると勝手に思っています。

幸せというのは、『普通』通りに生活出来る事を指しています。
ロードという曲の歌詞に・・・
『何でもないような事が幸せだったと思う』
とありますが、本当にその通りだと思います。

今、僕は生活に関して、『子育て』が仕事のウェートよりも大半を占めています。
物凄く苦労しています。
ですが、親としてのスキルを子供にレベルアップさせてもらっていると思っています。
先日も、ママが子供に毛布掛けて病院搬送なんてニュースありましたが、そういった事件に対して100%僕は批判的ではありません。
殺意があるのなら全否定しますが・・・
何より一番のストレスって『子どもの泣き声』だと思うんです。
僕はそうでした。
車の運転中に、双子のスーパーぎゃん泣きの大合唱が始まると、数分で気が狂いそうになって来ましたので・・・

子どもに対して何かしちゃう親・・・
妊娠中には絶対に考えもしない事だと思いますが、してしまう・・・
それくらい追いつめられてるんですよね。
そんな精神状態に追い込まれるくらい、人によって子育ては大変なものだと思います。

そんなニュースに対して批判的な事を言う人は・・・
全く子育てに苦労してない人とか、ママに子育てをほぼ全部押し付けている人でしょう。

ママにとって子育てで本当に重要な存在って・・・
精神的支えはパパであり、
肉体的支えはバーバ(おばあちゃん)だと思います。
バーバが一番重要じゃないかと思っています。
そんなバーバがいない場合はパパがやるしかないです。
2017年は、子どもに関する悲しいニュースが出来る限り減ってくれればいいなと思っています。

 

さて・・・
2017年の目標!!

仕事に勉強に、子育てと同じくらい頑張って行きたいと思っています。
そして・・・
現在は設計事務所として仕事をしていますが・・・
実家の建設会社と協力して、最高の家造りの体制を整えて行こうかなと思っています。
実家は「神力建設」という鹿沼市で基礎工事を主なっている会社です。

他ではほとんどやっていない日本最高レベルの高断熱住宅&強地震に何度か耐える住宅を目指して行こうと考えています。
単純に高断熱住宅って言えば、誰でもできます(笑)
でも、目指すところは違います。
結露防止や通気、換気、気密など・・・
そんなの当たり前に何処でもやっているでしょ?と思いがちですが、やっていないのが現実です。
大手ハウスメーカーでも、細かい所までちゃんと出来ていないのが現実です。

  • ゼロエネルギーハウス

これを安価で出来る事を目指しながら色々模索していきたいと思っています。

宇都宮工業高校建築科を目指し、道都大学卒業まで・・・
その学ぶ中で育まれた夢を実現させるために頑張りたいと思います。

2017年01月02日

苺狩り

毎年恒例となった苺狩りに行ってきました♪
場所は鹿沼です♪
品種は勿論、栃木が誇るブランド『とちおとめ』です。

去年初めて行ってからなのですが(笑)
去年は3月に行って、激甘で大満足でしたので今年も楽しみにしてました!
話によると、苺は寒い時期に甘みを増していくのだそうです。

なので、開園と同時に予約しました!
結果・・・

ちょっとガッカリ(笑)

あまり甘いのがなかったという現実と、ヘタまで赤みを増しているのが少なかったので
(;´▽`A``

 

何となく、スーパーで売ってるレベルのとちおとめでした(笑)
カタチも・・・
いびつな変なカタチしている大きいものは甘いのが多いのですが・・・
キレイな感じの形が多かったです。

 

午前中は予約いっぱいでお昼にしか予約取れなかったので、先の方々に食べられてしまったのでしょうかね(笑)

まあ、次近いうちにまたリベンジです!
子ども達は食べまくっていたので良しとしよう♪
私もかなりの数食べました♪(笑)

このブログの2週間後、TV放送されてました(笑)

2017年01月03日

とちおとめのジェラート in道の駅茂木

本日、仕事始めなのですが・・・
午前中子どもたちを耳鼻科に連れて行って、保育園をお休みしたので、
かなりの頻度で行ってる・・・
道の駅 茂木
へ行ってきました!
目的は・・・

  • ゆず塩ラーメン
  • 今夜の夕食「ビーフカレー」の具材である野菜の調達
  • とちおとめのジェラート
  • ゆず塩だれ

でした♪

茂木のゆず塩ラーメンといえば去年・・・

全国道の駅グルメ決定戦で優勝しましたね!!
栃木県民としては嬉しいですが・・・
いつも気軽に美味しいゆず塩ラーメンを食べていた我々夫婦にとって・・・
もう気軽に食べられない状態になってしまいました・・・
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

もう・・・
大・行・列!!

『最後尾はここです』のプラカード持ってる状態で・・・
前回に引き続き、今回も食べる事が出来ませんでした・・・
。。。_| ̄|○

前回は、ド平日のしかも雨の時に行ったのに、グランプリ直後という事もあってか・・・
同じくプラカード大行列で・・・
撃沈
Ω\ζ°)チーン

何だか残念な感じです・・・

初めて行った時は、女性誌だかでの「もう一度食べたい道の駅グルメ」ってのでもNO.1になったという情報を得たので行ったのですが、全然待つなんて事もなく今まで食べられていたのに・・・。

まあ、子どもたちを車で移動中寝かせるのに、時間的にも距離的にも最高な道の駅茂木なのですが・・・

ラーメンだけじゃないんです!

じゃーーん!!

とちおとめをその場で潰して混ぜ混ぜして作る、
茂木産とちおとめのジェラート(おとめみるく)』
激うまです!!
赤い粒々はとちおとめの肉片です!
生のとちおとめですよ!
ジャムじゃないですよ!(笑)

 

↓混ぜ混ぜ

 

道の駅や高速のSA大好き人間の私は色んな所でおとめみるく食べました!
佐野とかでも基本的にやってるのですが・・・
茂木のは、しっかり薄ピンク色!
そう!
とちおとめの割合が多いんです!

他のは白と薄ピンクのマーブルみたいな感じで、ミルクっぽい味の方が大きいのですが、茂木はしっかり、潰れたとちおとめを感じながら、ストロベリー味のジェラートです。

もしかすると、茂木はとちおとめが「生」に近いのかもしれません。
他のは冷凍カッチカチで苺を潰しても、「エキス」が出ないのかもしれません(笑)

今回、僕は新登場の・・・
おとめバウム!!

 

バウムクーヘンが入っています!
この茂木の道の駅、バウムクーヘンも売り出していて、それとのコラボですね!
バウムクーヘン分、アイスの割合がちょっと減ってしまってますが、美味しかったです!
上画像にも載ってますが、
フルーツミックス
もかなりのクオリティの高さで美味しいです!!

とりあえず、とちおとめジェラートは
冬限定
なので、フルーツミックスを食べるのは、夏です(笑)

茂木は『ゆず』と『ブルーベリー』が有名な感じです。
6月くらいにはブルーベリージェラートが登場してくれるかな~

 

そして、毎回2本買って帰る、
柚子塩だれ

このたれが激うまで・・・
豚肉とか唐揚げの揉み込みに使ったり、野菜炒めに使ったり・・・
超万能アイテムなのです(笑)
すぐに無くなってしまうので、その度に買いに行きます!

 

あと、茂木って、SLが通るんです!
多分土日ですが・・・

↓2015年10月に行った時撮影

 

奥の方には子どもも遊べる所があって、結構行ってます♪

しあわせの鐘がありますよ(笑)
鐘を鳴らしているのは息子です(笑)

季節によって花がとてもキレイです♪
五月には鯉のぼりもあがります♪

是非、一度立ち寄ってみては?

このブログの2週間後、TV放送されてました(笑)

2017年01月04日

年男

今年の干支は・・・

そう・・・
私は酉年です(笑)
酉年のおかげで妻とも出逢えたわけですが・・・

今年は『年男

だから何?

って事でネットで調べてみましたが・・・

はいはい!
って感じでした(笑)

少し前にもブログでお話しましたが、もう僕は厄除けとかそういった事にお金を一切使う事はございません(笑)

まあ、何かのご加護がいつもより大きいらしいので・・・
何かいいことあったら・・・

年男だからだ!!

って思うようにします(笑)

とにかく今年は・・・
子どもがウイルスなどでやられないことを祈るばかりでございます・・・。

自分にいいことが起こるより、子どもが何事も無い事を望みますよ
(;´▽`A``

2017年01月05日

ドイツの環境建築事例と社会的背景

建築技術者を対象とした住宅・建築物の省エネを学ぶeラーニング講座
“eri-college”
でWeb講義を視聴しました!
タイトル
「ドイツの環境建築事例と社会的背景」


CPD単位の対象だったので講義終了時にテストがあったのですが、知識の向上と単位の取得でダブルで得しました♪
CPDついてると思わなかったので嬉しかった♪・・・何単位なのかは不明ですが(笑
※CPDの説明はこちら

ドイツでは
躯体を温度変化から守る
という事から外断熱が選ばれているようです。
やはり、結露のリスクをいかに減らせるかという事が、国が違えど重要なのですね。
冬は躯体の温度が低い事が、良くないという事です。
外断熱にすると、
ヒートブリッジ(熱橋)』※ヒートブリッジの話はこちら
が問題になるのですが、鉄筋コンクリートのマンションなどで、バルコニーとの間にも断熱材を入れてるようですね。

夏季の日射遮蔽対策が義務のようです。

高気密高断熱の建物というのは、部屋の中に太陽熱が入り込むと、外に逃げないので、夏は大問題になりますよね。

熱エネルギーの省エネも重要視してるようで、
70%暖房
15%給湯
なのでこの合計85%の熱消費によるエネルギーを減らせる事が出来れば、かなり大きな省エネ対策になるようですね。

なので・・・
建物の省エネ=熱エネルギーの省エネを意味して、
熱エネルギーの省エネを図る事で、社会の省エネにつながるようです。

街づくりに関しても、高齢者と子供にやさしい街づくりという事でも省エネを通して行っていて、今後の日本においても重要なテーマなのではないかなと思います。

 

近年、日本でも省エネに対する意識が非常に強まっております。

住宅でも、暖かい家、涼しい家なんて、軟弱な身体になる・・・
な~んていう人の話はスルーしましょう!
全部無視で大丈夫です!

寒い家、暑い家・・・
これは健康被害へのリスクが非常に高いです。
軟弱になるなんて根拠はどこにもありません。

快・適・生・活!
これは、身体にもお財布にも優しい住宅(建物)です。

例えば35歳で家を建てるとしましょう。
ローンは35年で組むのがほとんどではないでしょうか?
ローンを払い終えるのは70歳です。

熱中症やヒートショックで死亡するリスクが、断然高いです。
こちら(ダブル断熱のメリット)で説明しています。

ドイツと日本で国が違いますが、省エネに関しての考え方は違わないです。
住宅に関して、家のデザインも重要ですが、『住環境』の方がもっと重要だと思います。

もっと、『住環境』に対しての「意識」が高まってくれるといいのにな~と思う今日この頃です。

明日もWEB講義の内容をお伝え致します♪

2017年01月06日

健康な住まいと健康な暮らし

昨日に引き続き・・・
建築技術者を対象とした住宅・建築物の省エネを学ぶeラーニング講座
“eri-college”
でWeb講義を視聴しました!

本日のブログはレポートみたいな感じでまとめてますので非常に長いです(笑)
ダブル断熱の有効性が非常にわかる内容となっています。

『そんな断熱性あげて何がいいのよ?』
って思ってる人に読んでいただきたい内容です。


タイトル
「健康な住まいと健康な暮らし」

平均年齢66歳の研究対象者を元に調査した結果・・・
孤独な人は寿命が縮むリスクが30%増加するらしいです!
アメリカの大学の研究チームが心理学会誌で発表したようです。
研究者の1人は「交友関係が多い程寿命が延びる」と統計で示したようですね。

  • 1人でいる事
  • 孤独と感じる

この両方について深刻に受け止める必要があるみたいなのです!

何故、両者かというと・・・
『沢山の人に囲まれていても孤独を感じる人もいる』
からという事のようです。

まあ、飲み会などでみんな盛り上がってる中に溶け込めなければ、孤独を感じたりしますよね。

最愛の人に先立たれたおじいちゃん、おばあちゃん・・・
一気に老けるというか、今すぐ後を追いそうなくらいな姿になってしまったなと思う事は確かに今までありました。
癌の末期になり、ホスピス (緩和ケア)を受けると寿命が3か月だか4か月違うと以前TVで見たことを思い出しました。
確かアメリカのデータだった気がしますが・・・。

 

また、こんなレポートもあるようです。

  • 高齢者の健康に年齢や肥満はあまり関係ない

ちょっとこれは驚きでした(笑)

というか、糖尿病とかには触れないのかい?(笑)

個人的には・・・
健康に人一倍気を使ってる人程、健康でなくなる気がしてますが・・・
まあ、そんな話は置いておいて・・・

やはり、孤独や絶望感・・・
骨折などの要因の方が大きいらしいです。
こ・・・骨折!?
精神的なダメージではなく、物理的ダメージかい!?
と思いましたが・・・
上記に該当してから5年以内に死亡する可能性のリスクが高くなるらしいんです!!

米シカゴ大学の研究チームらしいですが・・・
57~85歳までのアメリカ人3000人を対象に調査したみたいです。
アメリカの人は大きい人多いですよね!
この中の内22%の人が重度の肥満高血圧なのに・・・
まさかの健康!

健康と言っても、『健康の定義』に合致している事のようですが・・・

  • 最も健康な人たちは太っていて丈夫だった

(笑)

メタボの人・・・万歳(笑)

そりゃ太っていれば、見た目『丈夫』ですよね(笑)

しかも・・・
この太っている方たちは・・・
『臓器系の疾患が少なくて、運動機能や感覚機能、精神的な健康状態も他の人達よりも優れていた』
みたいなんです!!
更には・・・
『5年以内に死亡したり行動できなくなるリスクが最も低かった
Σ( ̄ロ ̄lll)
なんですと!

なので、遺伝的な要因や健康状態よりも・・・

孤独や絶望感などの『精神的な要因』である個人の感情が大きな影響力があるという事なんですね!

また、女性に関しては、緑豊かな環境で暮らした方が長生き出来て、慢性疾患のリスクも低下するという研究結果もあるようです。
10万8000人を対象とした研究結果なので、そうなのでしょう・・・。
緑が少ない環境で暮らすよりも、12%死亡率が低いようです。
緑の量は衛星写真を使って判断したようですが・・・
男性の場合は調べていないらしく、調べれば同じような結果が出ると考えているようです。

我々の生活で、『衣・食・住』が基本となる訳ですが・・・
住宅というのはそのすべてを司るものでなくてはならないわけです。

これまで『健康』とは食生活が重要と思われていると思いますが、
食と同じ様に着るものである『衣』も重要であり、
もっと大きなもので『住』である住まいが健康において大きく関与しているという話のようです。

その人がどんな所に住むかによって、その人の健康性が変わるか?
という事を真剣に考えるべきだという事ですね。

では、『健康』とは何か?

  • 『健康』=『リスクの低下』

健康と非常に大きな関りがあるのもの

空気
・ホルムアルデヒド
・VOC
微生物
・カビ
・細菌
・虫
・ウィルス
転倒・転落
・段差
・階段
騒音
・道路や周辺
・低周波
その他
・地震
・暗さ
・乾燥
・PM2.5
・電磁波
・火事

これらが非常に悪影響を及ぼすものと考えられている訳です。

仮設住宅で喘息の発症(疑いがある人も含めて)が一般住宅の2倍以上だったみたいですが、主な原因は『ダニ』だったようですね。
喘息は、ダニとカビのアレルギーが原因で起きるのですね。

 

次に

  • 『熱中症のお話』

熱中症で死亡する方はここ近年非常に増えています。
ここでも触れています→(ダブル断熱のメリット
屋外よりも屋内の方が実は危険性が高い事を書いています。

 

次に

  • 『低温による死亡のお話』

よく目にするニュースが『入浴中の死亡事故』ですよね。

ヒートショックです。
ここでも触れています→(ダブル断熱のメリット
心臓に大きな負担がかかるわけですね。
お風呂場での死亡という統計での人数が出てますが、これは救急隊が駆け付けた時に亡くなっていた場合であり、救急搬送された後に病院で亡くなった人はカウントされていませんので、ヒートショックが原因で亡くなるリスクは非常に高いもので恐ろしいです。
低温による死亡者数は推測すると、年間12万人になるようです。

ちなみにヒートショックは、トイレなどでも起きるので本当に怖いものです。
コンビニのトイレなどでもヒートショックは起こります。
実際にそれで亡くなった方がいます。

実は、入浴時には3回危険性が潜んでいるのです。
①温度変化
②緊張からの解放
③姿勢変化

【第一の危険】リビングから廊下・脱衣所・風呂洗い場
『温度差』
これは3つのうちのリスクの1つにすぎません

温度変化

血管収縮

血圧急上昇

脳梗塞(血管破断)

溺水
【第二の危険】浴槽
寒い部屋から熱いお湯に入った時の
『お風呂に入った時の失神』

緊張からの解放

血管拡張

血圧急降下

失神

溺水
【第三の危険】風呂洗い場
低い湯船から立ち上がった時の
『立ちくらみなど』

姿勢変化(湯船から立ち上がる時)

血管拡大 or  心拍増加

血流変化

失神 or  心臓発作

転倒

溺水

とある84歳の人の心拍数のデータを24時間4秒ごとに取ったようですが、
普段、心拍数が60ちょっとの心拍がお風呂(入浴)では120にまで上がったようです!
2倍ですよ!
全力疾走したくらいの心拍ですよ
Σ( ̄ロ ̄lll)

こうして考えると・・・
夏の暑さによる死亡リスクよりも
冬の寒さによる死亡リスクの方が大きい
という事ですね。

 

次に

  • 『低温のリスクのお話』

この講義でも私の考えている事が話されていました。

寒さに対する考えとして・・・

人を強くする(共生派)
人を弱らせる(排除派)

の2種類に分類できるようです。
医者でさえも(笑)

人を強くする(共生派)の主張
・寒い冬は我慢すれば終わる
・昔から日本は衣類で調節してきた
・住まいは夏を胸とすべし(徒然草 第55段)

こんな考え日本だけらしいです。
世界の常識・日本の非常識
らしいです(笑)

もっと言ってくれと思います(笑)
低温による健康障害
イギリス健康省という日本でいう厚生労働省に該当する機関ですが
ここで、寒さによる健康被害・・・
室温が低いとどうなるか?を発表しています。
・高血圧
・脳梗塞
・心筋梗塞
・肺の免疫力低下
・胸の感染症
・血液の高濃度化
という6つの症状が室温が低い事によって発症率が高くなるとしています。

日本を初め、夏による死亡者数よりも冬の方が死亡者数が多いようですが、
死亡率が夏から冬にどれだけ増えるかを『死亡率季節感変動』というようですが、グラフを見ると
・スペイン23%
・イタリア19%
・日本16%
・フランス14%
・スウェーデン13%
・カナダ11%
な感じです。

これを見るとわかるように、寒い国よりも、暖かい国の方が寒さの影響を受けるという事ですね。
WHOの見解からすると、暖かい国は寒い国に比べて、寒さに対する備えが遅れているという事のようです。
これは私もそう思います。
例えば栃木県ではそんな断熱性高い家なんていらないよって言う人多いですからね!

ちなみに・・・
20世紀の月別死亡率ですが
1910年では夏が非常に死亡率高くて、8月10%、1月8.2%
1930年でも夏が若干死亡率高くて8月9.5%、1月9.2%
1950年では冬が非常に死亡率高くて8月8%、1月10%
と逆転してるわけですね。
1970年には冬が非常に死亡率高くて8月7%、1月12.5%
と現在のようになっているわけです。

欧米各国でも同じような現象が起きているようです。
季節感変動の見られない死因(2004年)※現在もあまり変わらないそうです
・周産期
・妊娠、分娩
・先天性
・自殺
・ガン
・他殺
季節感変動の明らかな死因(2004年)※現在もあまり変わらないそうです
死亡率が夏に減って冬に上がるやつらです。

循環器系(心臓発作、脳梗塞など血の流れに関するヒートショック
・呼吸器系
・神経系
・精神、行動
・血管、免疫
・皮膚組織

循環器系が分かりやすいヒートショックだとすると、
それ以外は分かりにくい・ゆっくり確実に進むヒートショックのようなものだと考えられるようですね。

交通事故による死亡者数は96年頃から2015年まで右肩下がりで約14000人から約4000人くらいまでの約1万人も減少しているわけです。
しかし、家庭内の不慮の事故では96年から右肩上がりで13000人以上・・・交通事故より3倍以上多いようなのです!!

夏に多数が亡くなる『夏リスク社会』
冬に多数が亡くなる『冬リスク社会』

というように、兼好法師が生きてた時代は
『夏をむねとすべし』
だったのに、今は・・・
冬をむねとすべし
という事であります。

交通事故は色々な対策の成果により死亡事故が減っているのでしょう。
逆に、家庭内の不慮の事故が増えているという事は・・・

  • 家が今の時代に合っていない

という事だと思います。

データではありますが、そう示しています。

今の時代で『健康な住まい』とは、
冬を基本として冬と付き合っていく。
根性論とかではなく、冬と向き合っていくという事が最重要事項だと思います。

年々、冬の死亡率が高くなっているので、これからはもっと増える可能性が高いです。

 

はい!ここでやっと本題!!(笑)
今日のブログは凄まじく長いです(笑

次に

  • 断熱と健康
高断熱住宅に住む人たちの声
・冬暖かく、夏過ごしやすくなった
・快適になった
これらは一般的に聞く声です。

そんな中でこんな声達があるようです。
・足の痛みがかなり和らいだ
→膝が悪く、杖を使っていたが、全く使わなくてもよくなったようです。

・自分の喘息と孫の花粉症も凄く良くなった
・入居前まで入院直前だったお父さんが体調が良くなり、家の中を元気に歩き回れるようになった
・夜のトイレもちっとも苦にならなくなった
・娘の鼻炎が出なくなった(友人邸に泊まると鼻水たらして帰ってくる)

本当にいい報告ですよね!
そして、すごく多い声が・・・
・以前はよく風邪をひいていたけど、高断熱住宅に住むようになってから一度も風邪をひいたことがない
または、殆どひかなくなった。
4年で一度もひいていないなんて声も!

番外編としては・・・
月2回風邪をひいていた病弱ながこの冬2回しか風邪をひかなかった・・・なんて声も(笑)
ただ健康【改善】はペットにも無関係です。

高断熱住宅っていうのは、『健康性』が増すということですね。
根拠としては24000人を対象とした結果のようです。
現在は3万人のようですが、調査内容は下記に示します。
健康影響対象とした症状
下記の症状が、高断熱住宅に引越しした後、現在の暮らしで症状が出ていたのか、出ていないのかという変化を調査したようです。
1人の人間が、以前と以降で2つの暮らしを比較できるという点が意味がある研究だそうです。

①せき
②のどの痛み
③肌のかゆみ
④目のかゆみ
⑤手足の冷え
⑥気管支喘息
⑦アトピー性皮膚炎
⑧関節炎
⑨アレルギー性鼻炎
⑩アレルギー性結膜炎
⑪肺炎
⑫脳血管疾患
⑬心疾患
⑭糖尿病
⑮高血圧
新しい住まいの断熱性
G3・・・Q値4.2(18%)断熱等級3 新省エネ基準H4年制定  『まあまあ断熱』

G4・・・Q値2.7(49%)断熱等級4 次世代省エネ基準 H11年制定  『ちょっと断熱』

G5・・・Q値1.9(33%)断熱等級5 温暖地で北海道仕様の断熱性能  『しっかり断熱』

現在はH25年に省エネ基準が変わっていますが、上記はH25年以前に調査したのかな?
それは分かりませんが、研究結果に文句などは一切ございません。


次に断熱グレードと改善率という結果があるので見てみましょう
手足の冷え
G3・・・『まあまあ断熱』で10%の改善
G4・・・『ちょっと断熱』で30%の改善
G5・・・『しっかり断熱』で65%の改善

まあ、これらは断熱性能が上がるので当然ですよね。
肌のかゆみ
G3・・・『まあまあ断熱』で20%の改善
G4・・・『ちょっと断熱』で30%の改善
G5・・・『しっかり断熱』で45%の改善
アレルギー性鼻炎
G3・・・『まあまあ断熱』で10%の改善
G4・・・『ちょっと断熱』で15%の改善
G5・・・『しっかり断熱』で30%の改善
アレルギー性結膜炎
G3・・・『まあまあ断熱』で15%の改善
G4・・・『ちょっと断熱』で20%の改善
G5・・・『しっかり断熱』で40%の改善
目のかゆみ
G3・・・『まあまあ断熱』で20%の改善
G4・・・『ちょっと断熱』で25%の改善
G5・・・『しっかり断熱』で40%の改善
アトピー性皮膚炎
G3・・・『まあまあ断熱』で35%の改善
G4・・・『ちょっと断熱』で45%の改善
G5・・・『しっかり断熱』で60%の改善
せき
G3・・・『まあまあ断熱』で42%の改善
G4・・・『ちょっと断熱』で49%の改善
G5・・・『しっかり断熱』で63%の改善
のどの痛み
G3・・・『まあまあ断熱』で50%の改善
G4・・・『ちょっと断熱』で55%の改善
G5・・・『しっかり断熱』で65%の改善
気管支喘息
G3・・・『まあまあ断熱』で55%の改善
G4・・・『ちょっと断熱』で62%の改善
G5・・・『しっかり断熱』で75%の改善
健康改善(全体的に)
G3・・・『まあまあ断熱』で65%の改善
G4・・・『ちょっと断熱』で69%の改善
G5・・・『しっかり断熱』で85%の改善

如何でしょうか?

これらは『快適』という調査結果ではなく『健康改善』の結果です。

健康改善=快適に繋がる訳ですね。

断熱性能を上げるだけでこれだけの効果があるのです。
このH11年の省エネ基準って、大していいものではないのですが、こんなに改善されるのですから驚きです。
現在はもっと基準が良くなっています。
なので、

  • 断熱設計ってそんなに重要?
  • 断熱にお金出すなら、普通断熱で安い方がいい
  • 断熱にこだわる設計=余計な出費
  • 普通断熱で安い方がいい。雪国じゃないんだから断熱にこだわる必要なんてある・・・?
  • 寒くたって、死にゃ~しない

このような考えの方は、沢山いらっしゃると思います。
下に行くほど、『ガッカリレベル』が最高潮に達する程残念ですが・・・。
一番下の意見なんて、間違ってるレベルです。

まあ、健康改善に一番有効なのは・・・
運動
であることに疑いの余地はないのですが(笑)・・・
断熱住宅に住むと、運動をした以上に・・・倍以上に健康でいられるようです。

ただし、決して運動しなくてもいいと言っているわけではなく、運動以上の効果があるという研究結果であるようです。
年取ったらなかなか運動なんて出来ないですからね
(;´▽`A``

とりあえず・・・

  • 低温は万病の元!
  • 寒さは万病の元ではない、あくまでも『低温』

『寒さ』と『低温』の違いは・・・

  • 心が認識しているかどうか

どういうことかというと・・・
『寒さ』を感じれば人は服を着たり暖房付けたり、寒さに対する対策を取りますね。
なので、『寒さ』を感じたまま過ごすという事はほとんどないという事。


ところが、『低温』のまま過ごしてしまうという事は多々あります。
今の時期によくあるのが・・・
・子どもが布団から出てしまい、親が気付いた時には子どもが冷たくなりまくってる
・寝ている時に服がめくれてお腹出しながら寝ている
・テレビ見ながら布団掛けずに寝てしまった
・酔っぱらって帰宅して、廊下で寝てる
などなど

『寒さ』を感じた頃には身体が『低温』になってる状態ですね・・・。

そんな状態って・・・
風邪ひきますよね(笑)

 

過度な寒さとリスク
という研究結果があるようです。

健康な温度
21℃
健康リスクが表れる温度
19℃
深刻なリスクが表れる温度(呼吸器障害、心疾患など)
16℃
高齢者に低体温症が表れる温度
10℃

ここで注意なのが、室温が18℃より下がらないと一般的には寒さを感じないみたいです。
ダブル断熱なら健康な温度を容易に保てます。
上記の内容は、暖房などを使ってはダメと言うわけではなく、『室温』が何を使っても保てればよいみたいです。

今度
Raphael設計は、これから『新住協』【(社)新住協 | 新木造技術研究協議会 】に加入します。
Q=1.0(キューワン)住宅を目指す日本トップレベルの技術開発団体です。
G5のしっかり断熱を大きく上回る、『超断熱住宅』です。

※現在加入しました
まとめ
将来の、老後の健康の為に、デザインにお金を出すよりも、断熱を高める方にお金を出した方が、死亡リスクが格段に減るという事ですね。

普段、温度計などを設置してるお宅はどれくらいあるんだろうと考えますが、『温度』と『リスク』には非常に密接な関りがあるという事です。

高断熱の住宅は誰でも造れますが、結露や換気などの考えをしっかりとした設計・施工が一番重要な所です。

今日のweb講義は非常に有意義な講義でした。
孤独を感じる人が高断熱住宅に住むとどうなるのかって研究結果も知りたい所です。

孤独=寿命
高断熱=健康改善
孤独って建築で何が出来るだろうと考えましたが、最愛の人の想いでの品を建築(家の一部)で見せたりする事が出来ると少しは違うのかなぁ~・・・
いずれにしても、高校から目指すべきと思った私の考え(将来やりたい設計)は、間違っていなかったなと、嬉しい気持ちになりました。

 

最近、このweb講義を受ける前に温度計と湿度計がついているデジタル時計を購入しました。
かなり口コミとか見て購入しました。
他の部屋にも設置したいと思います。
ブログで商品名書くと高騰して700円の商品が5000円近くなったりしてるのでネットの力って怖いですよね(笑)
ちなみに・・・
寿命を考えて、デジタルの方がいいですよ。
LEDは故障が多いのでやめました。

 

こぼれ話
ちょっと話変わりますが、『煙草の煙』はPM2.5よりもさらに危険!のようです。
飲食店も含めて、店舗の入口のすぐ横に喫煙所を設けるのは、マジでやめて欲しいです。
煙草吸ってると、『老け顔』になるみたいですよ!

明日もWEB講義の内容をお伝え致します♪
最後まで読んでくださった方、お疲れ様でした。

2017年01月07日

もとめる断熱レベル、めざす省エネレベル

昨日に引き続き・・・
建築技術者を対象とした住宅・建築物の省エネを学ぶeラーニング講座
“eri-college”
でWeb講義を視聴しました!

講師の方の名前を見て・・・
このお方は!!
先月書店で立ち読みしたら面白くて購入した

この本の著者の方ではないですか!
まだ全部読んでませんが・・・

講義タイトルと同じ様な書籍出してたな・・・確か・・・
これだ

 

では、レポート行ってみましょう!
タイトル
「もとめる断熱レベル、めざす省エネレベル」

 

講義初め・・・

  • 届かないレベルと目指すレベル

というテーマで始まりました!
いきなり頭の中で『?』となりましたが・・・
まあ聞いてみましょうという事で開始です(笑)

  • 高断熱 だけど ZEH(ゼロエネルギーハウス) とは限らない
  • 高断熱 だけど 暖かい家 とは限らない

以上の事から、断熱と省エネは分けて考えなくては行けないという事という所から始まりました。

実は省エネ基準って・・・

  • 旧基準(1980年)
  • 新基準(1992年)
  • 次世代基準(1999年)
  • 2013年基準
  • 2015年基準(2013年とほぼ変わらない)
  • 2020年 義務化

という変貌と遂げています。

2020年には義務化になります。
現在は住宅レベルでは各ハウスメーカーなどは基準がギリギリ満たす辺りでコスト削減して家を建てていると思います。

2013年から大きく基準は変わったのですが、それまで(緑の帯)は暖冷房負荷を考える『外皮の基準のみ』だったのですが、
2013年からは『外皮基準』+『一次エネルギー基準』の豪華二本立てとなったわけです。

そのへんの説明はこちらで説明しています→(省エネ基準では25年に変更されました。

外皮=暖冷房の話ではなく『温度の話』
一次エネルギー=暖冷房どころの話ではなくもっと大きな省エネの話
暖冷房は一次エネルギーの中に取込まれた感じです。

 

次に、日本の住宅省エネの全貌をご説明いたします。

小エネ
我慢
小さいエネルギー
(昔ながらの既存住宅)
省エネ
無理のない燃費で全室暖房
高断熱・高気密で
見てるのは一冬一夏、
二次エネルギーを考える
ゼロエネルギー
創エネ
※省エネの上を行く
ゼロカーボン
創エネ
※省エネの上を行く

温暖化ガスのエネルギーを減らすようなもの
LCCM
LCCO2(ライフサイクルCo2)
『家の生涯』にわたるエネルギーをマイナスにしてしまおうという究極の目標
住宅の一生涯に排出する『炭酸ガス』を対象としています。

Co2(炭酸ガス)っていうのは、下記の時に発生します。
・建設時
生活時
・増改築時
・廃棄時
それらをすべて総合したものが
LCCO2(ライフサイクルCo2)です。

ただ、赤字の『生活時
これは毎年排出されるものとなります。
建物の寿命によって、30年とか50年とか年を重ねるという事です。

ゼロエネルギーとかゼロカーボンというのはそのうちの1年分だけ『創エネ』
LCCMというのは一生涯なので、ZEHなどよりもずっと上を行く目標となるわけです。
日本は今、ここへ向けて走っているようです。

『2013、2015年省エネ基準』を軸に

届かないレベル
既存住宅
エネルギーを使っていないので、断熱性能を高めた所で『省エネ』にはならないということらしいです。

新築の半分
これもまだ届かないレベルらしいです。
目指すレベル
『2013、2015年省エネ基準』を超えて、目指すレベルまで行ったもの。
要はLCCMって事ですね。

という事だったのですね。



次に、驚愕というか、まあそうだよねっていう環境省が調査したという調査結果が出てくるわけですが・・・
昔の断熱なんて全くしていなかった1970くらいからの住宅と2006年以降の断熱をした住宅とで、冷暖房のエネルギーは全く変わっていないのです(笑)
要は、断熱をしていないからエネルギーを無駄使いしてるとかって話ではないって事です!
断熱が無くてもエネルギーは使っていないと言っているようなものです。断熱なくても省エネになっているって事ですよね(笑)

もっと要約すると・・・
冷暖房使わないで『我慢してる』って事ですよ
(;´▽`A``

ここで東日本大震災後の新聞記事が登場しました。
内容はこうです。

冷暖房控えて節電しています。
節電すべしと思っていたけど冷蔵庫や洗濯機、電子レンジは手放せない。
節電するなら冷暖房を出来る限り使わない!

という判断をしたみたいです。

断熱性能基準が上がった現代でも、冷暖房を我慢してる訳ですから、エネルギーは使わないで省エネにはなってますよね・・・。

 

日本の断熱レベルは低いとボロクソに言われる事があるというわけですが、そんな事を言う人でさえ、省エネ基準の意味・どんなふうに作られているか知っている人はいない(笑)
国も教えてないから講師の南さん達が研究者などと対談して導き出してるようです。

その導き出した定義は

  • 表面結露を防ぐ
  • 低体温症を防ぐ
  • 暖房効率を妨げない
  • パッシブ効果を活かす

この項目の最低が省エネ基準の定義と考えているようです。

『表面結露』と『低体温症を防ぐ』という二項目での目安が・・・

  • 2回の北側のトイレの朝5時の温度が10℃以上

という一番寒い所の室温が基準となっているようです。

東京だと「等級4超」の性能レベルで10℃以上となるようです。
でもまあ、現在の省エネ基準である『等級4』で10℃を目指せるようです。

『暖房効率を妨げない』
とは、床面は冷えてるという事がないようにする

『パッシブ効果を活かす』
とは、日射などを有効に使う

という事ですね。

南さんが3.11東日本大震災の後に調査したという
『停電時に暖房を使用しなかった世帯における熱損失係数と室温の関係』
というグラフが登場したわけですが・・・
簡単に言うと、暖房止めてからどれだけ高い室温をキープできるかって事です。

3~4日暖房が止まった状態での調査結果らしいですが、
その結果・・・

次世代省エネルギー基準以上
15℃以上をキープ
省エネ基準
10℃以上をキープ
省エネ基準未満
10℃以下を割っていく

取り合えず、現在の省エネ基準は15℃以上をキープできるわけですから、それを目指すのであれば普通にやって『目指すべき最低限の省エネレベル』はクリア出来てしまうという事ですね。

でもこれは、昨日のブログでいう、健康改善とかの話ではないので、個人的にはもっと上を目指すべきと思っています。
この講義でいう目指すレベルとは『ZEH(ゼッチ)ゼロエネルギーハウス』という事です。
まあ、世界的にこのゼッチを目指してやっているわけですが、大手ハウスメーカーもこのゼッチでやっているようです。

正確に言うと、リアルゼッチ・・・かな。
ゼッチ=光熱費削減とはならない場合があるので注意です!

 

次に

  • 求める断熱レベル

についてのレポートです。

国が調査した内容では・・・
全館空調のような『全館連続暖房』

各室エアコンのような『部屋単位での暖房』

による年間の暖房負荷は、全館空調の方が、普通のエアコンの3倍もの暖房負荷がかかっているというくらい違うようです。
部屋単位では・・・
リビング・ダイニングは15時間くらい
子供室は3時間くらい
しか暖房してないようです。

 

健康の最低レベル
現在の省エネ基準
10℃
快適の最低レベル
寒いかな?
暖房つけようかな?
付けなくてもいいかな?
っていうくらいの温度が
15℃
のようです。

ただ、この15℃を目指す基準を国は出していないので
『heat20』(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)
http://www.heat20.jp/
がグレードで示しているようです。(G1)

講義の内容としては、取り合えず、15℃を目指すのであればheat20のG1というグレードが目指せればいいのかもしれません。

 

現在では、例えば東京と新潟で暖房負荷は同じでしたが、現在は日射を含めて暖房負荷を考えるので、新潟の方が思いっきり暖房負荷が増える結果となっています。
それくらい、雪国などとそうでない地域では違うのです。

家を建てたお客様は、朝起きて寒いかどうかでクレームを入れるということですが、同じ断熱性能で作ってはいけないのだけれど、省エネ基準通りに作ると同じ断熱性能になってしまうという最悪の罠。

これらをピンポイントで設計できるのは、ハウスメーカーには出来ない事だと南さんはおっしゃっております。
この地域だと省エネ基準で作ったら駄目だとか、そういった力を設計事務所や地元の工務店が自分の実力を発揮する場がこういった所で出てくるともおっしゃっております。

要は・・・
『省エネ基準を満たすから大丈夫ですよ!』
って言ってきたら、簡単に信じては行けないって事なんですね。

やはり、省エネ・断熱設計って、基準通りでやればいいってものでもなくて・・・
朝の寒さや、冷暖房の効き目がしっかりと対策された家でないと、お施主様からクレームの原因になるって事ですよね。

こういった話・・・
ワクワクしますね(笑)
しっかりインプットとアウトプットがしっかり出来れば、お客様に対して最高の提案が出来るって事ですよ!

まあ、これもそうなのですが・・・
『ダブル断熱』の性能の良さがよくわかります!

でもまあ、年末に色んな方の考えを知りたくて色んな書籍を購入しましたが・・・
やっぱり目指すものは同じでもそこに至るプロセスは若干違うし、全然違ったりしますね!
だからこういった環境工学には正解がないわけで・・・
追求すると面白いです!!

人間の寿命や健康改善・・・
建物の寿命や断熱性能・・・
目指すべき断熱性能・省エネレベル・・・

それらを総合しても・・・
やっぱり『ダブル断熱』だな~って思います(笑)

僕は、断熱性能とかをクリアするのは当たりまえの事ですが、
やっぱり健康に関して一番重点を置きたい。
住宅って、宇都宮工業高校建築科で学ぶ、『建築計画』の教科書でも一番初めに書いてある事でしたが・・・
『衣・食・住』を司る場所なんです。
そこは快適でなければならないんです。
我慢ってする必要があるんだろうかって思います。
家には安らぎがあって、落ち着けて、健康でいられる。
どんな高級ホテルに泊まったとしても、家の方が快適って思える家、最高じゃないですか?

子育て世代にとっても、子育てしてる親達が高齢者になっても、子どもが育っても・・・
健康でいられる住宅って素晴らしいと思っています。
そんな家を数多く設計したいと思っています。

明日もWEB講義の内容をお伝え致します♪

2017年01月08日

ドイツ省エネ住宅事情

昨日に引き続き・・・
建築技術者を対象とした住宅・建築物の省エネを学ぶeラーニング講座
“eri-college”
でWeb講義を視聴しました!

では、レポート行ってみましょう!
タイトル
「ドイツ省エネ住宅事情」

 

まず、こちらの表を見てみましょう。

  ドイツ 日本
面積 357,000k㎡ 378,000k㎡
人口 8200万人 1億2600万人
人口密度 229人/k㎡ 337人/k㎡
GDP(PPP) 36801ドル 33805ドル
建設費用(1戸建て)
1€=120円
約13万~19万円/㎡ 約12万~24万円/㎡
家賃(70㎡) 約800円/㎡ 約1800円/㎡
住宅戸数 4000万戸 5800万戸
新築率 0.6% 1.5%
空家率 8.6%(西ドイツ側は3.4%) 13.5%
一戸建て割合 30% 56%
集合住宅割合 50% 43%
一戸建て平均面積 153㎡ 125㎡
住居面積 43㎡/人 36㎡/人
木造割合(一戸建て) 15% 93%

日本家賃高けぇぇ・・・という感想がまず思いましたが・・・(笑)
日本で問題になっている空家率も違いますね!

大きな違いは新築率で、ドイツはリフォームが多いようです。
新築にお金が使われるのは1/4、リフォームは3/4という感じのようです。

次に、木造の割合が違いますね。
ただ、近年ドイツの方でも木造住宅が注目されてきているようです。
高断熱住宅を求めた場合、コンクリートとか石よりも木造の方が暖かいですからね。
また、再開可能エネルギーという観点からも注目されているようです。

そして次に、面白いデータがありました!
ドイツでは、日本でいう『ハウスメーカーやビルダー(工務店)』で建てる人の割合が1割(10%)しかいないという事!!
では残りの9割(90%)の人達はどうしているのかというと・・・

設計事務所(設計士)に依頼する

だそうです!!

ドイツの方々は、少しでも建築費を安くするために25%の人達がお施主様が床や壁を自分でやるみたいです。
理由はDIY文化が大きいようで、自分で手を加えたりすることで愛着がわくという事もあるようですね。

ドイツは、リフォーム中心になっておるので、新築に対してのビジネスが非常に厳しいようですね・・・
(;´▽`A``
戦前に建てられたものが価値が高いようで・・・
リフォームをしたものほど価値が高いという法整備になっているようで、リフォームをする人たちが多いという事もあるようです。
なので・・・
ドイツの小規模工務店の一部では、リフォーム社会へのシフトに向けてどうした対応をしているかというと、

  • パネルメーカへと転身し、建物の種類を問わず、手離れのいいパネルの供給に重点を置く。

という感じになっているようですね。
日本みたいに建てた後も付き合っていくような感じはないんですかね・・・。

木質パネルというのは、電気とか断熱材とかをすでに取付けて、現場ではそれを組み立てていくだけで家が完成するみたいな感じです。

外皮の平均U値(ヒートブリッジ含む)が近年では0.2~0.3くらいの間を推移しているようです。

 

次にドイツの実際の住宅事例をお話しすると、工法的には枠組み工法が非常に増えているらしいですが・・・
Raphael設計でのおすすめしている
セルロースファイバーや、ダブル断熱を採用しているようです。

基礎に関しては、基礎の外側断熱、べた基礎のスラブ下に断熱を施しているようですね。

 

日本でも断熱の講習会に参加したりして、注意して学ぶ所でもあるのですが、断熱・気密している部分を配管などで貫通する時にどういった処置をするのかという所で、しっかりやっていればコストはUPするし、手を抜く、あるいは知らないでちゃんとした処置をしなければコストUPにはならず、そして断熱の欠損となってしまうのですが、しっかりやってる事が当たり前ではございません!
そういった所がきちんと出来るか出来ないか・・・
逆に監理できるかという所が非常に重要なのです。
こちらでも記載しました。→(気密シート・テープ

ドイツでもしっかりやっているようですが、ゴムのパーツをはめ込んで、気密テープを貼って、断熱欠損を防いでいるものが一般的なやり方のようですね。

 


 

次に、蓄熱(熱容量)のお話です。
熱容量に関してはこちらで解説しています→(熱容量
まあ、簡単に言うと、『熱をどれだけ保てるか』です。
木造は暖かいイメージがありますが、熱容量は小さいので、すぐ暖かくなって、すぐ冷えます。
ドイツでの事例で、そんな欠点を補おうと、石膏ボードの表面に古いレンガなどを積み上げて、レンガに熱を蓄熱させるという面白い手法を取っているようですね。

石焼きなどを想像していただくと分かりやすいと思いますが、ずっと暖かいですよね?

石やレンガなどに蓄熱させる事が出来れば、熱移動によって、人体の熱が壁に吸い取られなくなるって事です!
お洒落ですし、木造でも熱容量を高めようとして良いアイディアですよね♪

ただ、しっかりした施工をしないと地震の時の落下が心配ですけどね・・・。


 

次に開口部の性能
ですが、トリプルの断熱三層サッシも多いようですね。
樹脂も安いようですね。安いおかげもあってか国内割合58%くらいありますね。
木のサッシも好まれていて、国内割合8%の人が選定しているようです。

ただ、木は特に外側の劣化が凄まじいので、劣化しないようにする塗料なんかもあるようですが、非常に人体によくないのでアルミのカバー(断熱材付)を取り付けて対応しているようですね。

日本では外側アルミ、内側樹脂、Low-e複層ガラスの断熱窓が主流でしょうか?
まあ、断熱性能を上げようと思えば、同じように三層(トリプル)にするとか、外も内も樹脂を選ぶべきだと思います。
ただ、予算にもよりますけどね・・・
(;´▽`A``


 

次に玄関ドアの性能
ですが、

  • Ud0.5~1.8
  • 気密性
  • 防犯性
  • デザイン性

を重視して、今までは15万円くらいの安いものをみんな選定していたけれど、今では40万とか50万、100万円とかするものを選定する人が増えているようです。


 

次に遮熱
に関してですが、
日本でも非常に有効である、
『外付けブラインド』
が非常に多くなっているようです。

窓の内側がカーテンなども含めて普通と思うかもしれませんが、そうではなく、窓の外側に付けるものが外付けブラインドです。

夏は非常に有効で9割くらいの熱をカットしてくれて遮熱性能を発揮してくれるのですね。
ちなみに、室内側にブラインドだと、2割程度しかカット出来ないという・・・
外付けブラインド圧勝なわけです。

太陽の赤外線というのは、室内側にブラインドがある場合、窓ガラスを透過して室内にも入ってきてしまいます。

そうすると、ブラインドが徐々に熱されて熱くなるわけです。
そして、電気ストーブ状態のブラインドになってしまうわけです。
日が陰ったとしても、ブラインドから熱が発せられるわけですから、遮熱の効果があまり高くないという事になるわけです。

というわけで、外付けブラインドを付けられる人がドイツだと非常に多いようです。
ちなみにスライドタイプのものもあるようです。
シャッターを使う場合もあるようですが、シャッターケースにも断熱が考えられているものを選ばないと熱損失になるので注意ですね。
日本でも主流になってくれればいいのにと思います・・・。


 

次に換気
に関してですが、最近の省エネ住宅では標準装備として『熱交換器』のついた換気設備の『全館集中換気』が主流のようです。

冬に暖めた空気を逃がさないという点と、夏に熱い空気が入ってこないようにするのが最大のメリットですよね。
日本でいうと『第一種換気』というわけです。
給気も排気も『機械』で行うものです。
デメリットとしては、コストが非常に高いのと、断熱の方法、設計が悪いと場合によっては内部結露を起こして、換気が全くされない、カビが発生などという事も起きます。

日本では圧倒的なコストの安さと手軽さ、ほぼメンテナンスフリーである、
『自然換気』(第三種換気)
がまだまだ多いようにも思います。
給気は自然で排気が機械のものを指します。

ただ、これって、花粉症の人からすると最悪ですし、冬なんて、冷気が入ってくるから給気口を閉めちゃうんですよね(笑)

よく勘違いしているというか、知らない人多いですが、給気されないと、排気になりません(笑)
給気口を閉じて、窓も閉めた状態で換気扇を回したりすると、部屋の中は『負圧』になり、分かりやすく言うと、真空パック状態になりそうな状態になるわけです(笑)

基本的に、換気は第一種を取り入れるのが最高ですが、どうしても予算が追い付かない場合は第三種でも法律的には問題ありません。


 

次に温熱の供給
関してですが、
大抵ヒートポンプを使って『冷暖房』『給湯』を行っているようです。

床暖房を通して冬は暖かい温水を、夏は冷たい水を流して冷房をするという方法が主流のようです。
そして、大体の家庭で『太陽熱の給湯』と組み合わせてるようです。

物によっては換気設備とヒートポンプとも組み合わせて、室内に入ってくる空気を暖めたりして冷たくして冷暖房にしているものも増えてきているようです。

この講義でも話していますが、ドイツでは断熱性能の高い住宅(省エネレベルの高い)では、床暖房は『大袈裟過ぎる』と考えられているようですよ(笑)
それだったら換気設備をうまく使えばいいという考えのようですね。

省エネ・断熱設計(Q&A)
『床暖房って必要?』←クリックでページジャンプ
でも取り上げていますが、

キチンとした断熱設計を行えば、床暖房の絶対的な必要性は感じられません。
と私は思っています。

 

ちょっと話戻ってヒートポンプですが、一番?性能が高いものとして『地中熱の熱交換型』があり、これで冷暖房をするという方法も採用しているようですね。
ただ、夏も冬も両方回していないとダメなのです。
冬だけ回して・・・とかだと3~4年目で暖房が利かなくなります。

その理由ですが・・・

例えば冬だけ稼働させていると地中の熱が奪い取られて、地中の温度が下がってしまうのです。
熱移動です。(昔の家は何で寒いの?)で熱移動を説明しています。

なので、夏の暑い時期にも冷房する事によって、キチンと熱を地中に還してあげる事で本来の熱交換が出来るようになるわけです。


 

感想
一番この講義を聞いて嬉しかった事は・・・
ドイツの方々は『設計事務所に依頼する事が多い
ということです(笑)

まあ、これまでこのホームページでもブログでも断熱に対して色々記載してきましたが、国は違えど、環境工学に関する断熱・気密などの設計、考えは同じようなポイントが重要なんだなと思いました。

結局・・・
断熱に関して
気密に関して
結露に関して
換気に関して
など、
正しい知識と施工をしないと方向性は省エネでも省エネになっていないという事です。

日本でもこれらのような正しい地域が浸透しない限り、キチンとした設計・施工している人たちが『大袈裟な設計・施工』と思われるのが非常に残念に思っています。
コストが上がってしまうので、気密に対する施工を省こうとする工務店もいますが、それは絶対ダメな事なのだという事をこれから家を建てる人達も多く認識して欲しいなという思いです。
2017年01月09日

『遅沢バレエスタジオ』の発表会

先日、妻が娘を連れて『遅沢バレエスタジオ』の発表会に行ってきました♪

最後のページの方で、Raphael設計の広告も出して頂きました♪
これでHP見てくださった方いるかな~
(n*´ω`*n)

名刺にもこの広告の背景を使用しているのですが、左側の2本線、
実は・・・
ダブル断熱』を意味しています(笑)
言われなきゃ分からないデザインです(笑)
こういった、言わなきゃ分からないけど意味があるっていうもの・・・
好きなんですよね~♪

娘は帰宅後も、10秒に一回・・・
バレエ見に行ってきたの
と、もうわかったよと言いたくなるレベルで繰り返し、しばらく言ってました(笑)

バレエのようなダンスで立ってみたり、クルクル回ったり・・・
普段、ゴールデンボンバーや乃木坂46、欅坂46の音楽番組の録画を繰り返し観て、歌って踊ってをお兄ちゃんとケラケラ笑いながらやっているせいか・・・
2歳ながらにして、すごく上手でした(笑)

まあ、僕は息子と2人でお留守番してましたが・・・
妻は娘と将来2人でバレエ踊る事を夢見ているようです(笑)
僕は、後楽園に息子とヒーローショーを観に行けたらと思いますよ!
そして、妻にも仮面ライダーの素晴らしさを分かってもらって・・・
家族4人で仮面ライダー観たいです(笑)

 

2017年01月11日

みんなの家造りの失敗例

本日は
『家づくりで失敗だったと思う事』
を取り上げたいと思います。

家づくりって、打合せを何度も行い、その時は・・・

  • すごく最高の家が出来そうだ!
  • 満足できそうだ
  • かなり考えたから問題ってあるのかな?

という気持ちをもって、工事に入る人も多いと思います。

が!しかし!
住んでみたら失敗例の方が多かったりします・・・

  • エアコンの効きが悪い
  • 開放的と思っていた吹抜けが失敗したと思う
  • 風の通りが悪い
  • 陽が当たらない
  • 窓開けたら隣の家の給湯器やエアコンの室外機、レンジフードの目の前で窓開けたくない
  • 収納なしの部屋を作ったけど、後から家具置いたらすげー狭くなった
  • 家具を置いたらコンセントが隠れてしまった
  • 無駄な部屋になってしまった
  • ドアが開いていると、照明のスイッチが隠れてしまい、押せない
  • 折れ戸の開く方を逆にすれば、回り込まずに物が出し入れ出来た
  • 照明を消すのにいちいち遠くに戻ってスイッチ押さなきゃならない
  • 風通りを考えて窓を多くしたら、家具が置けなくなった
  • 洗濯(洗濯機)終えてから洋服を干すのが難点

などなど・・・

って感じですよね・・・。

考えたつもりでも生活している上で気が付くことって多いですよね。

こういう事って、事前にそういった「リスク」を設計士から説明された上で納得してそうなったのか、
説明されずにそうなったのか・・・

そのプロセスって非常に重要だと思っています。

さて、その失敗と思われる『原因』『要因』ですが、パターン的なものがあります。

エアコンの効きが悪い
断熱の設計が最低限を満たしただけのレベル
開放的と思っていた吹抜けが失敗したと思う
断熱の設計が最低限を満たしただけのレベル
風の通りが悪い
敷地・敷地周辺環境の調査不足
陽が入らない
敷地・敷地周辺環境の調査不足
ガラスの選定ミス
窓開けたら隣の家の給湯器やエアコンの室外機、レンジフードの目の前で窓開けたくない
敷地・敷地周辺環境の調査不足
収納なしの部屋を作ったけど、後から家具置いたらすげー狭くなった
家具を置いた時の状況の想定不足
家具を置いたらコンセントが隠れてしまった
家具を置いた時の状況の想定不足
無駄な部屋になってしまった
将来のライフスタイル状況の想定不足
ドアが開いていると、照明のスイッチが隠れてしまい、押せない
動線などのイメージ不足
折れ戸の開く方を逆にすれば、回り込まずに物が出し入れ出来た
動線などのイメージ不足
照明を消すのにいちいち遠くに戻ってスイッチ押さなきゃならない
動線などのイメージ不足
洗濯(洗濯機)終えてから洋服を干すのが難点
動線などのイメージ不足

こんな感じと思います
※あくまでも私の考えです

断熱による要因
・コスト的に仕方がない部分
・設計、施工が悪い
敷地周辺環境による要因
・設計が悪い
想定不足による要因
・設計が悪い
イメージ不足による要因
・設計が悪い

はい・・・。
個人的には設計が悪いと思う事が殆どです。
間取りをパズルのように考える事って、建築士の資格があろうがなかろうが、関係なく出来ます。

学生だって出来るし、主婦の方だって誰でも出来ます。

例えば、

『水廻り』
・お風呂、脱衣所、トイレ
場合によってはキッチン
まあ一般的にはお風呂、脱衣所、トイレを3点セットで一つにまとめた方がいいとか、そういった考えをするのが殆どだと思います。
この考えに正解も間違いもありませんが・・・

そこに住む人の正確や動作、癖、ライフスタイルによっては、間違いにもなるわけです。

これって怖いですよね!

設計としては、「水廻りちゃんとまとめたぜ~」って満足してるかもしれませんが、
寝室からトイレが遠すぎて、老後、介護する上ですごく不便になったり、
洗濯終わってから、衣類を干すのに干す場所が遠い、そして干し終わった後、収納するのにあっち行ったりこっち行ったり。

人によっては、玄関にトイレがあった方がいいと考える人もいます。

水廻りがよく北側とかに持っていきがちですが、庭が西にあるなら脱衣所(洗濯する場所)も西にあった方が便利だったりします。

よく、キッチンから脱衣所を繋げたりするアイディア例もありますが、これも
『ちょっと変わった事を提案したぜ~』
設計士は思ってても、キッチンに立つ時間と洗濯などをする時間などが違って、両者が繋がってるメリットがまったくなければ意味がありません。

ストーリー性のある間取りの提案』←クリックでページジャンプ

でも色々記載してますが・・・

↓抜粋

間取り
道路や敷地周辺状況により、お客様の土地は東西南北どこに開けた方が環境がよいのかという優先順位をつけて、リビングやキッチンの配置を考えます。
子供室の在り方、必要性
お子様の成長ともに変化出来るよう考慮します。
詳しくはこちらをクリック→『 Q:子供室って必要?』『わが子を天才に育てる家
ストーリー性のある間取り
間取りを考える上で、
部屋がそこに配置されるに至ったストーリーが必ず有るような間取りを考えるという事です。

起床時は寝室から必ずどこかの部屋に向かうわけです。
帰宅時は玄関から必ずどこかの部屋に向かうわけです。
それは人や状況によって違います。

そして何処かに向かって終わりではありません。
また向かう部屋があるのです。

その人にとって、その家での『間取り移動の物語』が1日1日始まるのです。

例えば洗濯などの行動をする時、服を干しに行くまでに人によっては癖やこだわりなど、ある程度決まった行動パターンがあるはずです。
『ここがこうだったらいいのに・・・』
そう思ったりしたことありませんか?

間取りによって人が行動をするのではありません。
人に間取りが合わせてくれるのです。

間取り(部屋の存在意義)・部屋の配置に意味がある・・・

それがストーリー性のある間取り設計です。
オンリーワンな間取り
ストーリー性のある間取り・・・
それはそこに住まう家族にとって、まさに『オンリーワンな設計』になると思っております。

まあ、私は「ストーリー性のある間取り」という物を特に重要視してます。
それは、間取りや部屋の配置に対しての在り方のような考えですが、
通常それだけでは生活出来ません。

夜など、暗ければ『照明(電気)』を付けなければならないし、
勉強する時なども照明が必要な場合もあります。

そういった場合、『スイッチ』が必要になり、勉強机の場合でスタンド照明であれば『コンセント』が必要になります。
コンセントであれば、机などの家具で隠れないようにしないといけませんし、
パソコンをやる場合、コンセントが机の上にあった方がいいとか、下にあった方がいい、両方にあった方がいいなどなど。

部屋のスイッチであれば、部屋のドアを開けたすぐの所にあった方がいいのか、部屋のドアの手前にあった方がいいのか、それは部屋にもよると思いますし、住む人の使い方にもよる所があると思います。

すんごく細かい所ですが・・・
小学生のお子さんがいるママですと、学校の掲示物などを貼ったりできる『掲示板』などがキッチンのすぐ近くにあった方がいいとかありますよね♪
フィギュア集めなどのコレクションがある方はそういったものを飾れる『造り付けのガラス棚』などがあるといいですよね♪

 

これらの事って、お客様と一緒に図面上ではあるけれど、頭の中でイメージ膨らませながら、頭の中で行動してみないと気が付かない事が多かったり、その時に気が付く事もあります。

頭の中でウォークスルー(←クリックでジャンプ)
をしてみるという事です。

打合せの回数を50回もやったとしても、ほとんどがデザインを優先したような打合せで上記のような事を設計側から提案などされなければ、まさに『住んでから失敗』になる可能性が大ですし、
打合せを5回しかしなくても、『痒い所に手が届く』ような打合せをしていれば、『住んでからの失敗』の可能性は低いでしょう。

そう・・・何より『』が重要なのです。

当然、私はエスパーではないので、言われなきゃ分からないものも当然あります。
しかし、生活する上で不便に思わないような設計を心掛けています。

家を建てる人っていうのは、必ず現在住んでる家(アパートやマンションも含め)があるわけです。
私が、失敗しない間取りを考える上で重要な一つの要素として、
今住んでいてのデメリットの解決」→「デメリットを最高のメリット」に変えた設計。
こういった事が、間取りを考える上で一番初めに取り組む所の中での1つかなと思っています。

 

家づくりで失敗しない方法・・・
それは一番には設計士の力量的な要素も多いですが・・・

頭の中で、ウォークスルーをしたりして、頭の中で起床~就寝まで、1週間!
月・火・水・木・金・土・日
春・夏・秋・冬
のすべてを想定して、頭の中で色んなシチュエーションを当てはめながら、頭の中で生活みるといいと思います。

その上で、
自分が30歳、子どもが0歳の今
自分が40歳、子どもが10歳の時
自分が50歳、子どもが20歳の時
自分が60歳、子どもが30歳の時
自分が70歳、老後の生活

ここまで考えられると、自分たちが使いたい部屋、子供室がどうなるか・・・
そういった考えが色々生まれて、より家造りの楽しみが増えるのではないでしょうか?

2017年01月14日

お焚き上げ&Versailles公式チャンネル

本日、宇都宮の二荒山神社で、お焚き上げ(オタリヤ)があったので、今まで所持していたお守りとかお札とか、ダルマとか、全部頂いたものですが・・・
燃やしてきました!
私はお札とかお守りを買う事はまずないのですが・・・
何となく、身軽になった感じです!(笑)

鹿沼市の場合は巨大なキャンプファイヤーみたいな感じなので、結構迫力あるのですが・・・
宇都宮は、何だかごみ焼却炉ですか?って感じで・・・
迫力に欠ける・・・。
こんな事言ってたら怒られちゃいますかね・・・
(;´▽`A``

神輿の運び出されていたりしたせいか・・・
周辺の道路も駐車場も、神社も激込み!!

取り合えず、お焚き上げ以外に用はないので、そそくさと退散してきました!

この前、結婚式で証人として参加させていただいた、友人夫婦とバッタリ遭遇!
そして、その友人の両親ともバッタリ遭遇(笑)
その友人夫婦は、両親の6人くらい後ろに並んでいたのに、両親がその場に来ている事に気が付いていなかったので教えてあげました♪

どんだけN夫婦と縁があるのよ(笑)
と妻に突っ込まれました(笑)

その後は、息子の保育園アウターがが小さくなったので、新しいのを買いに3件回ってようやく、安くてカッコよくてサイズが合うものが見つかりました
(;´▽`A``

 

そして、今日のメインイベント!!
昨日から激しく楽しみにしていた・・・
Versailles公式チャンネル開設記念特番(生放送)
アメーバTVで見れることを、ヴォーカルのKAMIJOさんTwitterで知り、生で見て、激しく興奮して、眠れなくなりました(笑)
Versailles=ヴェルサイユって読みます♪

今度4年ぶりに出すアルバムの曲紹介が一番楽しみで・・・
曲への想いとか聞けて最高でした!!
サビは勿体ぶらされて、聞けませんでしたが・・・

凄まじくカッコイイ・・・!!

なんてかっこいいんだ!!
サビ以外でも何故こんなにカッコイイ?

Versaillesの曲って、本当にかっこいいんですよね!

「Chateau de Versailles」
2017年2月14日(火) 日本武道館です♪
次の日は僕の36回目の誕生日です(笑)

ってゆーか、武道館でしか手に入らないんすか?
Σ( ̄ロ ̄lll)

10年やって武道館って考えると、
10代で武道館に立ったRaphaelって凄いんだなー・・・。
Versaillesの場合は狙えるけどちゃんと狙いに行ってなかったっぽいですけど。

 

前半はアンケートなど読み上げ~

 

コメントも見ながら視聴できたので・・・

 

コメントは常に流れている感じで、Versaillesの皆さんもその場で見てくれるという状態だったので、コメント数も半端じゃなかった(笑)

最後・・・

視聴者数54000
コメント数67000
(笑)

Versaillesの人気の高さが伺えました♪
多分、Yahoo!ニュースで出ると『誰?』ってコメントでますが、

皆さん、Versaillesは知っておくべきバンドの1つですよ!

 

ちょっと前にブログでも書きましたが・・・

前身LAREINEの時から好きです!
最高に素晴らしい&曲もカッコイイ!
そして、アルバムやカップリング含め、全ての曲において外れがない!!
それはLAREINEの頃から!
LAREINE解散してVersaillesになった時、歌声も歌い方も180°逆転したので戸惑いましたが、最高です!

LAREINEで一番好きな曲は『LILLIE CHARLOTTE』&『憂いの花が綴る愛』
まさかの同率一位(笑)
「憂いの花が綴る愛」はKISAKI PROJECT feat.樹威でも歌われてますが、樹威さんバージョンも最高にカッコイイ!!Versailles一番好きな曲は『SFORZANDO』です♪
Versaillesに関しては一位を選ぶのがとても困難です・・・

一か月間、1曲リピートしても飽きなかった曲
『After Cloudia』&『SFORZANDO』
・・・基本的に全部の曲(笑)

取り合えず、興奮さめ止まずなので・・・
WOWOWで先日「ゾンビワールド」やったのを録画したのでそれ見て寝ます(笑)

2017年01月15日

猫のための家づくり(建築知識)

 

本日、現在ネットでは定価で購入するのが困難な特集記事を打ち出した、超話題の建築知識をGETしてきました!
TSUTAYA で1冊だけありました!

 

かなりお世話になっていた、設計士としては誰もがお世話になっている
『建築知識』
という書籍。

エクスナレッジという会社で毎月出版されるのですが、以前ブログでも少し触れましたが、最近では、
「タイトルだけ違って中身ほとんど一緒」
のようなものを出版するので、
個人的にディテール本などは殆ど読まなくなっていたし、毎月の特集も毎年同じような内容なので、最近では特集記事の部分はほぼスルーしていました。

建築基準法特集などで、間違いを指摘してその間違いを認識した返答が来たにもかかわらず、同じ様な特集が次出るのも、また次出るのも、間違えた画像・イラストをそのまま使いまわししてます(笑)

 

まあ、そんな建築知識ですが去年・・・
ん!?
と思わせるタイトルと表紙が(笑)

建築知識 2017年1月号
『猫のための家づくり』

 

何やら面白そうだぞ?と思いましたが、
後で、また欲しい時・・・
又は、よくあるパターンの「別なカタチで書籍で出版された時」に買えばいいっかと思ってましたが・・・

超!品薄状態との情報が!』(笑)

調べてみると確かにネットの店舗ではもう買えない状態(笑)

Amazonでは一時4000円近くで販売されてました(笑)
現在はオークションなども含めて行っても2500円くらいでしょうか?
まあ2300円前後くらいで取引されてると思われます。

定価1680円(税込)
です(笑)

今回は、専門家以外にも、一般の猫好きの方々も購入しているらしく、売り切れ店続出なのでしょう。

中身ですが、かなり細かく90ページにもわたり、解説などされてます!

僕も、猫好きの方のお宅を設計する時は、この本片手に、お客様と一緒に本を見ながら、猫ちゃんの性格とか聞きながら提案したいと思います♪

人によっては、「自分の子ども」のように接している方もいらっしゃいますからね!

猫のためって・・・
人間よりも優先されている気がしますが・・・

人にも動物にも優しい家が設計出来たら、素敵ですよね♪

 

追記
2017年2/3
オークションで4700円(落札前)とか行ってる(笑)
プレミア化すると、人って高くても買いたくなるんですね~(笑)

多分、エクスナレッジさんは過去最低の売り上げを覚悟した企画がプレミア化する程売れたわけなので・・・
味をしめて、次は犬シリーズとか出して、そして今度は「建築知識以外」の専門書として発売されると思いますよ(笑)

 

タイトルは・・・
そうだな・・・
ペットのための家づくり』¥2980円くらい
多分(笑)

 

まあ、その前に「犬のための家づくり」が出るだろう(笑)

 

省エネ、断熱やデザイン、間取り、家具、照明などの建築本より・・・
猫のための本の方が欲しい人がいるって・・・

結構真剣に重要な事なのかもしれませんね。

2017年01月16日

今後の住宅の耐震について(熊本地震)

昨日、入会している「建築士会」から、毎月届く会誌が郵送されてきました。

 

特集で、「熊本地震」について取り上げられていました。
このブログでも地震については2回取り上げました。

最近、断熱設計に付随して、「地震」に対しての考えが、私の中で非常に高くなっています。
まあ、建築基準法などの基準をクリア出来れば、基本的にはOKなのですが、
『安全・安心』という提案
という所で、意識が高まっているという事です。

以前にも、書いて、他のページでも記載してますが、再度記載します。
(↓ボタンクリックでページ飛べます)

 


現在の耐震基準ですが、ザックリと説明するとこんな感じです。

極めてまれ(震度6強以上)=数百年に一度
倒壊させてはダメ
稀(震度5強以上)=数十年に一度
柱や梁などの構造に係わる部分が損傷してはダメ
  • 地震1回だけに対して倒壊、崩壊等しない程度を想定

しているのが現在の耐震設計基準です。

 

熊本地震の最大の特徴は、震度72回・・・受けたという事です。

数百年に一度と想定していたのが2回来たのですから、もう、耐震設計基準の想定を超えているわけですよね。

ちょっと、下記で概要を見てみましょう。
本震では震度7ですが、余震でこれまた「数百年に一度」であるはずの「震度6強」を5回も受けてます。

ここまで何度も地震を受けると、強度を増して地震に対抗するという『耐震等級3』であっても、場合によっては倒壊に繋がります。

建物の全壊が8151棟
建物の半壊が29072棟
建物の被害が169490棟

そりゃ倒壊しますよね・・・。

建物には、それぞれ「どれだれ揺れるか・揺れやすいか」という『周期
というものがあり、
例えば、
耐震等級1
耐震等級2
耐震等級3(長期優良住宅)
それぞれが「周期」をもっていて、それぞれが持つ周期の事を「固有周期」と呼びます。

メトロノームを想像してください。

 

大きい地震が来た時、このメトロノームの様に揺れるのは耐震等級1だと思いますか?
実は違うのです。というより、耐震等級の違いだけでは分からないのです。

実は、地震で一番怖いのは、地震が「今回はこれだけ揺らすぞ~」って言って揺らしている、地震の『周期』と
建物が持っている『固有周期』、この二つが抜群の相性で、一緒に揺れてしまう現象・・・
共振現象』

これが建物破壊につながるものの1つです。

耐震等級3の長期優良住宅でも、この共振が起きると、等級3は倒壊して等級1は倒壊しないという基準とは矛盾した現実が起こってしまうのです。

ただ、今回の熊本地震において国土交通省で行った調査で耐震等級3であった16棟のうち、14棟が無被害で2棟が軽微・小破な損傷で済んだようです。
耐震等級3、しっかりしてますね。
しかし、次も同じかどうかは分かりません。
耐震等級1である、通常の新耐震基準通りで建てられた木造住宅の「全壊」は51棟だったようです。

 

この熊本地震の直後、「防災学術連携体」で緊急合同記者会見を開いたわけですが、そこで・・・
日本建築学会の元会長である和田章さんはこう言っています。

波状的に起こる地震動による建物の累積的な損傷によって、鋼構造でも被害が拡大する可能性があり、免振・制震構造などの新しい耐震構造の普及が必要

であると指摘しています。

今回の熊本地震では耐震等級3が期待通りの結果を生んでくれましたが、やはり私は今後は『制震』を推していくつもりです。

ブログでも紹介した『SSダンパー』は、どんな周期でも地震力をいなしてくれます。

衝撃吸収です。
だから車にもサスペンションが使われるわけで、このサスペンションがただ硬いだけのものだったら、一発で壊れますよね。

今回もこのセリフで終わりたいと思います。

  • 地震が発生している最中でも家の中はどこよりも安全である

 

2017年01月18日

ダブル断熱のお宅訪問①

本日、妻のママともであり、最近設計をお手伝いさせていただいたお宅へ、双子たちを連れて遊びに行ってきました!
取り合えず僕は、訪問先のお子様とうちの双子で合計3人になるので、遊び相手として&ダブル断熱の住み心地を聞き取り調査すべく、行ってまいりました(笑)

入った瞬間、何とも言えない、自然素材のきれいな空気と香りで、妻もその違いを理解して感じ取っていました!
やっぱり、自然素材の空気って、全然違いますよ~♪

そして、引き渡しの時にはダイニングテーブルとか無いものが設置されていて、何か住まいとしての「命」が宿って、
家から、家の心臓の音が聞こえるようでした♪

まあ、そこでダブル断熱の効果をなどを聞いた所・・・
とにかく、家じゅう何処も暖かい
でした。

まあ、集った場所は、ご夫婦で一番こだわった、一段下がった『ゴロゴロできる』スペースのあるリビング♪
吹抜けで1Fのリビング&ダイニングと吹抜けの上の2階の廊下+サブリビング(バドミントン壁打ちスペース)も含めると・・・
ドアなどで仕切れる部分がないので・・・
部屋の広さとしては、
47帖の広さの空間になるのですが、
26帖用エアコン20℃設定で自動運転させている状態のようです。

エアコン動いているのか、動いていないのか分からないと言っていましたが・・・(笑)
(表示されるエアコン代は非常に安かったです)

で、その結果なのですが・・・

室温24.5℃
湿度38%

ちなみに外気温9℃くらいでした。

健康的にはすごくいい室温です!

詳しくは↓クリックで♪

人が『健康』でいられる室温は21℃以上ですので、満たしていますね♪

ただ、湿度は40~50%は欲しい所ですが、湿度計って、どのメーカーでも置く所によって違ったりするので、その辺は細かい事言いっこなしで(笑)
我が家の住まいなんかは非常に気密性が悪いので、エアコン28℃に設定しても寒いし、いくら加湿器つけても湿度10~20%くらいにしかならず、本当に不快感の毎日です(笑)
ドライアイが半端じゃない
Σ( ̄ロ ̄lll)

ちなみに・・・
不快指数』ってご存知でしょうか?
まあ、簡単に説明すると、

現在の「室温」&「湿度」は、どのくらい不快なの?
って事です。

「快い(こころよい」を基準に
数値が低くなれば寒さによる不快感が増し
数値が高くなれば暑さによる不快感が増す
という感じです。

手計算で出来るのですが、ちょっと計算が面倒な方の為に計算してくれるサイトがございます。
そこで、今回の状況の不快指数を出してみました。

結果・・・
こころよい
ですね♪
ギリギリですけど(笑)

妻は、『もの凄く快適で居心地よくて、つい長居しちゃった』
と興奮気味に言っていましたが、体感も実際の指数も大体合っていたようですね(笑)

今度、産まれてくる予定の赤ちゃんにも非常に環境のよいお宅でうらやましいです!!!
がしかし・・・
産後は実家に帰る予定なのですが、今の住まいが快適過ぎて、帰りたくないと言っていました(笑)

キレイな空気の健康住宅で、快適生活を送れるって、やっぱりうらやましいです!

妻も、子ども達もまた遊びに行きたいみたいなので、また遊びに行かせていただきま~す♪

2017年01月19日

不快指数

昨日、『ダブル断熱のお宅訪問』と題したブログでも取り上げました不快指数について、今日はちょっと突っ込んでお話したいと思います。

改めて、

『不快指数』とは?
現在、生活している環境(部屋など)の温度が高い時に、どれだけ『蒸し暑さ』という不快感を示す『指数
です。

不快指数= 0.81x気温T + 0.01x湿度U(0.99x気温T - 14.3) + 46.3
これで出せます♪
まあ、面倒なので、計算してくれるサイト利用してください(笑)

昨日遊びに行った、ダブル断熱のお宅では、『こころよい』という指数が出て、実際の『体感』も心地よい、快適と感じました。

誤解してはいけない点があり、人が感じる『温熱感覚』というのは、単純に『温度と湿度』だけではなく、風・・・いわゆる気流や日射も影響してくるという事。
不快指数だけでは、そこが快適かどうか、100%正確に判断できるわけではないという事です。
冷えた窓の近くにいれば、窓に自分の熱を奪われて寒く感じるし、
床が冷たければ床に熱を奪われて寒く感じますし!

まあ、不快指数はどんな環境なのか、知ると何となく楽しめますよね(笑)

昨日遊びに行ったダブル断熱のお宅は、南側には陽が射しこみ、天井FANが回っていたので、その影響もあり、
『心地よさ』
を私も妻もそう感じたのでしょう。

 

寒さなどを感じる上で重要な要素の1つ

↑クリックでページジャンプしますが・・・

個人的に思う事は、今まで湿度って結構重要視してる方も多いと思いますが、「室温」を重要視してる人は少ないのでは?という事です。

今回は『不快指数』について記載してみましたが、1つの快適な環境を目指す上での参考として、室温と湿度の関係を楽しみながら生活してみるの実践してみては如何でしょうか?

2017年01月20日

無料間取り診断

トップページにも記載しております・・・

無料間取り診断

間もなく開催されます。

現在、ブログではなく、そちらの開設ページの作成をしております♪

今月末にママトコドモ2月号が発行されます!

広告見てくださった方、是非とも間取り診断お受けください!

 

編集者の方と色んなお話させていただきまして、
編集者の方が「何か特集組みたい」
と仰っていたので、そのうち何かやるかもしれませんが・・・

まずは、「無料間取り診断」!!

動線など、こうすればもうちょっと使いやすくなるかも~
ってアイディアやアドバイスをしていきたいと思っております!

2017年01月23日

我が家のミートソース

昨晩、夕食はミートソースがいいという事なので、私の出番で作りました♪
他のパスタは妻が得意なのですが・・・
ミートソースだけは僕がすごくこだわりがあって(笑)

双子たちも僕の作るミートソースが大好きで、無言でもくもくと食べてました!
ちなみに、ファミレスとか他のパスタやさんではミートソースを全く食べてくれません
(;´▽`A``
舌が肥えてるのか!?(笑)

今日のランチも、これを食しました♪
麺だけ茹でればいいので(笑)

ミートソースなら1日3食でもOKなくらい僕は好きです(笑)

実はこれ、トマトケチャップで作る、濃厚ミートソースなのでございます!
ケチャップそのままって感じの味は全然しなくて、
小麦粉を使ってひき肉を炒めるので、酸味は全然なく、逆に甘みがあるので、子どもたちも好きなのかもしれません♪

 

玉ねぎ&人参も細かく切って、定番のストウブの鍋で作るので、玉ねぎも人参も変な歯ごたえはなく、柔らかいので子どもたちも普段食べたり食べなかったりの人参とか玉ねぎを気にせず食べてくれます♪

 

ミートソースって、洋食屋さんで食べてもそんなに美味しいと思った事がなく・・・
美味しい所(イタリアン)でも¥800~¥1000くらいはするので、家で作った方が断然ましです(笑)

大抵・・・

家で作れるレベルだな
ってなります(笑)

ケチャップ入れる前で鍋を別にして小分けにすれば、キーマカレーなどにも出来るので、手抜きでバリエーションが増えます(笑)

今日の夜もこのミートソースを使って・・・
またミートソースかラザニアになるか・・・
モッツァレラチーズ入りパスタにしようか
プラス茄子入れようか・・・

ミートソースは夢が広がりますね(笑)

楽しみです(笑)

2017年01月24日

こだわりアイテム【その②】お薬手帳

前回に引き続き、1か月ぶりに「こだわりアイテム」更新(笑)

今回は、お薬手帳!

皆さんは、キチンと持っていってますか?
実は重要なのですよ!

最近、病院に行く際にたまに忘れてしまうお薬手帳・・・。
(シールタイプでもらえるから後で貼ってますが)

多分、これってお薬手帳に愛着がないせいだなと思い、得意の自分好みのオリジナル作品を作成しました♪

 

じゃ~~~ん!

こよなく愛するブランド『PATRIC COX(パトリックコックス)』!!

PATRIC COXお薬手帳(笑)

デザイン考えながら約1時間で終了♪

すげーテンション上がります!!(笑)
ちなみに画像は表と裏です♪

実は、本日ダイソーに行ったらお薬手帳カバーを発見し・・・

『これはPATRIC化するしかないだろう!!( ̄ー ̄)ニヤリ』

となったわけです(笑)

 

これならしっかりと管理できそうだ!!

妻にもヴィトンかシャネルで作ってあげようかな(笑)

 

PATRIC COXとの出逢いは、大学生の時(15年前)、崇拝するヴィジュアル系バンドRaphaelの亡きギタリストである華月の写真集を見た時だったか・・・
愛用バッグでPATRIC COXのショルダーバックを使用しているのを見て、当時はインターネットが普及し始めた頃だったのですが、電話したりしまくって、ようやく丸井今井にある事が分かり、買いに行きました!!

このモノグラムであるマークこそ、『百合』デザインであります!
シルバーアクセサリーでも定番のデザインですよね!

昔は、シルバーがメンズ、ゴールドがシルバーだったのですが、今ではそんな区別もほとんどなく、メンズは全体的に黒っぽい感じのデザインが増えました。

下記は手帳カバーというかブックカバーというか・・・
打合せノートなどに使っています♪

 


PATRIC COXってなんでこんなに惹かれるんだろうか・・・(笑)
本革ではないから、安いのですが、カッコイイっす!
名刺入れなども小物アイテムはPATRIC COXを色んなもの使ってるくらいにパト愛が強すぎる私です(笑)


昔、青山にOPENした時に、何度か宇都宮からショッピングに行ってたのですが、閉店というショッキングな事がありました。
マフラーとかストールとか、沢山買ったけど未だに3種類くらいしか使ってないです・・・。
ヘタって来たら、眠っているパトさん達の出番です♪
また、出店してくれることを願います!

 

ちなみに・・・
下記が今までのやつ。
たまに薬が入った袋に紛れてたりして・・・

全く興味のそそらない表紙でありました(笑)
製作者さん、ごめんなさい・・・。
でも、このお薬手帳は今までで一番しっかりしてページ数も多かったので、9年分の内容が詰まっています(笑)
とりあえず、このお薬手帳、今までありがとう!

 

実はスタバのタンブラーもPATRIC COXデザインで自作していますが、これは後日また紹介致します♪

2017年01月25日

こだわりアイテム【その③】スタバ タンブラー

「こだわりアイテム」早くも更新(笑)

今回は、お薬手帳に引き続き、

スタバのオリジナルで作れるタンブラーを・・・

じゃ~~~ん!


こよなく愛するブランド『PATRIC COX(パトリックコックス)仕様』!!

これもまたまた、得意の自分好みのオリジナル作品を作成しました♪
素材はパトリックコックスなので、完全オリジナルでなないですがね(笑)

どの面というか、角度から見ても、違った色んなパトリックコックスのデザインというか、表情を楽しめるデザインにしました♪

 

皆さんは、キチンとタンブラー持参でスタバ行ってますか?(笑)

ちょっとキャップの締めが悪くて水が浸入してしまい・・・
若干にじんでます
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 

 

そして、バレエ大好き 妻にも・・・

じゃ~~ん

 

バレエデザイン(笑)

実はこれらを造ったのは5年前くらいなので、妻も僕も若かったので、背景キラキラ仕様で(笑)
妻は気に入ってくれてますよ♪

テーマは・・・
シャンデリアが灯る薔薇の舞台で、ダイヤモンドの輝きを魅せるバレリーナ

です(笑)

よくよく文字だけ見て考えると・・・
ヴィジュアル系の要素満載(笑)

 

まあ、完全に自己満の世界なので、自分が満足なら誰になんと言われようといいんですよ(笑)

こうやってオリジナルを作れるものって、大好きです♪
僕が自分のを作ると高確率でパトリックコックスになるのですがね(笑)

 

結婚指輪もパトの紋章である百合と十字架のデザインを融合させて、表に僕と妻の名前と十字架デザインしたものを考えて、デザイン掘ってもらいました♪

というわけで、好きな花は・・・
『百合』です(笑)

 

次に紹介するこだわりアイテムは・・・
お楽しみに(笑)

誰も楽しみにしてないってね
(/ω\)(笑)

2017年01月31日

Q1.0住宅

昨日、Q1.0住宅を唱えている「新住協(一般社団法人 新木造住宅技術研究協議会)」の関東支部研修会の集まりがあったので、大宮まで行ってきました♪

現在、組織に加入前なのですが、加入について問い合わせたら事務局の理事である「会沢健二」さんから研修会に出席してみないか?
という有難きお誘いを受け、参加した感じです!
懇親会~2次会まで参加しちゃいました(笑)
2次会でも高みを目指して、お客様から信頼されて仕事をやっている方々のお話を沢山聞けて、今後僕が実家の神力建設を工務店化するにあたってのヒントが沢山得られました!

高みを目指している人たちの集団なので、物凄く刺激されたし、僕と同じように、お客様の事を考え、設計や工事に関して、最高と思える提案や施工を惜しげもなく実施している話を聞けて、心から嬉しかったです。

会沢さんとも沢山お話出来て、よかったです♪

帰宅が深夜0時になってしまったのですが、双子たちを看てくれた妻に感謝(笑)

 

研修会の内容としては、これがテキスト

 

事例については、実際にここに掲載している社長様のお話があり、どういった施工をしているか、どんなポリシーを持ってやっているかなど、勉強会みたいな感じで行われました。

やっぱり、太陽の日射って大切なんだなと再認識しました!
暖房いらずって家に、太陽の日射は必要です。

 

他では会沢さんが色々執筆されていて、面白い記事が盛りだくさんで、本当に面白かったです。
年間25万かかっていた光熱費が今や0円って・・・(笑)
心が躍りました

2次会の時には・・・
心が滾(たぎ)りました

 

セブンセンシズに目覚めるくらいに小宇宙(コスモ)が高まりました(笑)
※聖闘士星矢知らない人は分からない表現(笑)

 

Q1.0住宅っていうのは


超高断熱で省エネな住宅で、エアコンなどの金額が月3000円くらい、太陽光を乗せた場合は電気代0円なんて事も可能な住宅です。
燃費=光熱費
Q=Q値(熱損失係数)「熱がどれだけ失われるか」※数値が小さい方が優れています。
って感じです。
現在の省エネ基準はQ値で評価するものではないのですが、参考までに、クリアすべき次世代基準のQ値はというと・・・

北海道:1.6
栃木県:2.7

って感じなので、Q1.0っていうのは、日本最高レベルの断熱住宅なのです!
勘違いしてはいけないのが、太陽光や熱交換型の換気システム、全館空調をしたら省エネ住宅ではないという事。

 

今、栃木県とかでこんな高断熱をやろうとすると、
『そんなん必要ないだろ!?』
って声は必ず出ます。
現に、施工者からすると私の設計は、
・面倒すぎる
・手間がかかる
・難しくて出来ない

などを理由に施工依頼を拒否される事が多いです。

Q1.0住宅しかやらないなんてなったら、多分おかしい人扱いされると思います(笑)

で・す・が

今後、私の設計もこのQ1.0住宅、若しくはダブル断熱併用のQ1.0住宅で設計していきます。
なので、工務店を自分の方でやるのが一番いいと思っています。
そのために、一緒になってお客様の為に家造りをしてくれる大工さんや電気屋さん、設備やさんなどを集う予定です。

 

新住協の北関東ネットワークで色んな試みをやっていくみたいなので、そんな活動も楽しみで仕方ありません(笑)

 

2017年01月27日

電力自由化(加湿器と共に)

皆さんは電力自由化によって、とっくの昔にもう乗り換えしてますか?
僕は、以前からいつかやろういつかやろうと思いながら、きちんと向き合っていなかった電力自由化問題!
昨日から色々シュミレーションなどしたりして、遂に向き合いました(笑)

取り合えず、これらが候補でした。

  • au電気
  • エネオス電気
  • エルピオ電気
  • シェル電気

 

auはスマホなどもauなので、一番候補でしたが、電気料金同じで、5%とかをauウォレットへ「ポイント」で還元という事で没!

エネオス電気はシュミレーションしてみると、大して安くない(笑)
そしてガソリンもリッター1円安くなるというが、いつもガソリン入れている所は5円くらい安い(笑)
Tポイントへ200円で1ポイントという事なので魅力かと思ったけど、20万で1000円なので、大した事ないので没!

シェル電気は、ガソリンがリッター10円も安くなるのでちょっと魅力かと思ったけど、電気料金は少し安くなる感じで、
電気+ガソリン
で考えた時にガソリンで安くするよという考えで、これもいつも入れているスタンドは5円くらいは安いので、特に魅力に感じず没!

で、シュミレーションするとお得だったのが『エルピオ電気』
そして、色々やっていくと新たな発見で浮上したのが『サニックス電気』

どのシュミレーションも、どこかの月の料金とか使用量を入力すると自動で1年の使用料を割り出してくれるのですが・・・
これがまたバラバラ(笑)
例えば1月の使用量で入力した場合、サイトによっては総合計が現在と同じになるのに200kwhくらい差があります。

同じ数値でも1年の総額が大きく計算されれば、割引率が3万くらいになって「おおーすげー」とかなるのですが、
騙されてはいけません(笑)

シュミレーションするには、きちんと1年の使用量と金額を把握してから比較する事をおススメ致します!

取り合えず実際に支払っている料金と使用量などをExcel入力して比較表作って検討しました(笑)
サニックスなら▲¥24000円
エルピオなら▲¥16800円
エネオスなら▲¥11000円

って感じなので、今の所、サニックスが最有力!!

ちなみに、シュミレーションだと、全て1万円高く出ます(笑)
サニックスなら¥34000と(笑)

 

エネオスなど、電球交換とか、電気で困った時の対応を売りにしてる感じもしましたが、電気で困って電話をかけた事もなければ、電球の交換を誰かにお願いした事もないので全く惹かれず(笑)
そして、エポスカードなどで支払いすればポイント4倍とか書いてありましたが、サニックスほど差があるなら別にポイントは不要(笑)

サニックスだとコンビニ支払いのみっぽいので、営業日に電話して、サニックスかエルピオに決めようと思っています♪

最近、加湿器などを買い替えて、夜中寝室の湿度は50%近く保てるように2台加湿器設置しました!
それに伴い、他にも加湿器やら空気清浄機やら、結構チョコチョコ電気食ってるので、冬の電気代は3万くらい行ってしまう・・・。
加湿器も、PANASONICのハイブリットの結構高価な機種使っているのですが・・・

 

【ナノイー搭載】加湿+ナノイーでうるおい効果約2倍

・・・全く効果が感じられません(笑)我が家では。

ってゆーか、このPANAの加湿器、1週間くらいでお手入れランプ点灯するし、点灯前でも、めちゃ酸っぱい臭いが出るので手入れがかなり大変です
(;´▽`A``

 

って事で引越ししてから眠っていた新兵器を登場させました!

プラスマイナス0の加湿器!

加湿器って、『スチーム式』が一番快適なのは間違いない気がします(笑)
一番潤いを感じるし、子どもたちも夜中咳を全然しなくなった!
そして自分も喉が痛い事もなくなりました!

このスチーム式は一番電気料金かかるので、電力を見直すいいきっかけでした!

そして、この±0登場させてから、酸っぱい臭いになる期間が延びました!

ちなみに、加湿器の消費電力が230wのこの±0の加湿器を夜10時間付けると・・・
1kwhあたりの電力を26円だとすると・・・

230W÷1000×10時間×26円≒60円

これで1か月30日だと

60円×30日=1800円

となります。

ちなみに、PANAの加湿器だと1日8時間運転で考えると、
運転だとしても1か月84円です(笑)
運転で1か月54円(笑)

ハイブリットすげぇ(笑)

PANAに関しては24時間動いているので行っても1か月250円くらいにしかなりません(笑)

 

でもまあ風邪ひくと、診察+薬代で2000円くらい行きますから、このくらいの金額をケチってはいけないなと思っています(笑)

 

超音波は論外だし、
気化式もダメ・・・
ハイブリットも経済的でいいかと思ったけど、個人的にダメだ・・・
ナノイーついていて魅力だけど、加湿能力的に1台ではダメ・・・
湿度計の%は増えるけれども体感が良くない。

前に湿度が10~20%しか上がらないとブログでも書いた事あるけれど、多分機器が壊れていました(笑)
でもまあ、PANAの加湿器でも20~30%くらいまでしか行けない・・・。

ナノイーは大好きなので、このハイブリットとスチームのダブル使いがいい!

まあ、寝室くらいならスチームのみでもいいかも知れない。

いずれにしても、湿度計の数値よりも体感として快適になっているかが重要だ!

 

多分、光熱費のかからないQ1.0住宅の家建てて住んだ方が、経済的だし快適ですよね(笑)

家賃とか考えると、普通に家建てられます(笑)

取り合えず、今は電気料金安くなってくれればOKです♪

明日早速電話してみよっと!

2017年01月29日

Q1.0住宅現場見学

本日、私が加入する新住協(新木造技術研究協議会)の同じ関東支部の会員さんである、すごくお客様から信頼の厚いお方の、現在建築中の現場と、断熱を研究する施設へお邪魔させていただきました。
ちなみに、埼玉県まで行ってきました!

結果・・・
どんな講習会より
どんなテキストより
どんな書籍より

最高でした!!

 

新住協の会員の方々は、『仲間』という表現をしておりますが、本当に、みんなで意見出し合ったりして、高みを目指す最高の方々です。

 

余談ですが・・・
僕は、ただ顔を広めるための集まりや、○○会みたいな飲み会でボス的存在の年上の人がいて、その子分たち・・・
みたいな「仲間」はまったく興味ありません(笑)
社長とかの立場の人だと、そういった付き合いも大切なんでしょうけどね~
(;´▽`A``

 

で・・・
これらがその北関東支部の仲間達で製作したという
北関東の高断熱住宅
6号で完結らしいのですが、かなりの完成度の高さです。

セブンイレブン以外のコンビニで購入できるようです。
12月に5号が発売されたので、もう購入困難かもしれませんが・・・。

これから家づくりをしようとしている方々は是非とも読むべき本だと思います。

 

Q1.0住宅とは、エアコン1台で過ごす家が可能となる住宅です。

当然ながら、家を建てる工務店さん、そして大工さんなど、かなり高い技術と知識が要求されます。
僕みたいな設計事務所がこれをやる場合、同じ新住協の工務店さんにお願いしない限り、きちんとしたものは造れないだろうと断言できます!

そして、お客様にとって最高の家づくりを実現させるために、自身が工務店の立場にならないと、厳しいなと再認識しました。

今年の目標にも掲げてますが、実家の建設会社と共に最高の会社を造っていく必要があるなと感じております。
今日の現場見学&社長さんのお話を聞いて、自社で全て家造りをしたい気持ちがMAXとなりました♪

 

僕が北海道の大学に行った理由・・・
それは、栃木でも寒冷建築を取り入れる為に、実体験をしてくるという目的。

ダブル断熱でも、かなりの満足度の高さなのは、実際にダブル断熱で建てた方々の意見を聞いても間違いないです。

ただ、予算の関係上、ダブル断熱で自然素材住宅を選定出来ないお客様の為にも、「グラスウール」でも最高の環境を提案する必要があるという考えはずっと持っていました。

その考えにこのQ1.0住宅は、理想を遥かに超えたレベルの住宅です。

 

私の父は・・・
こんな感じで以前新聞に載りました。

国土交通省は17日、2013年度優良施工者国土交通大臣顕彰式典を東京都港区のメルパルクホールで行った。
国土交通省の佐々木基土地・建設産業局長が、受賞者代表の神長幸司さん(神力建設、栃木県)に表彰状を手渡し、新たに378人が栄えある「建設マスター」として認められた。

 

という事で、建設マスターのようなので、きっといい家を造るための人達が集まってくれるはずです。

ものづくりオリンピックの審査員なども務めたりもしてるので、きっと僕の求める家づくりが出来ると信じています。

現在、亡き祖父が立ち上げた基礎工事メインの会社なのですが・・・
工務店やります!

 

気が付けばもう2月・・・。

新たなダブル断熱のお宅がまもなく工事開始となりますので、工事の状況もこのホームページで紹介していく予定です。

あそうそう!
昨日電気自由化の話しましたが、『サニックス電気』で申し込みしました~
キャッシュバックとかAmazonポイント還元とか、そういったものに釣られないで、本当にメリットあるものを選ぶことをおススメ致します(笑)

2017年01月30日