さあ、家づくりもスタートし、色んなこだわりポイントが増えてきたリすると思います。
A社は、自然素材の家には慣れてるから捨てがたいけど、デザインがイマイチ・・・
B社は、デザインが良いのだけど、普段自然素材の家を造ってないから、希望すると高額になる・・・
『あ~~~!!どっちがいいんだ~~~』
ってなってるそこの貴方!
AもBも、選択肢から切りましょう。
もし、A社が、Q1.0住宅レベルの家の性能を設計しているなら、文句なくA社を選んでください。
B社は、Q1.0住宅レベルの家を造っていたとしても、選ぶ事はありません。
自然素材の家を造ろうとしないというのは、「面倒だから」です。
壁の汚れ、床の傷などなど・・・
いちいちクレーム対応してらんね~よ!って考えの人達が、自然素材の家づくりをしません。
「家を建てて、クレームが無いように家を造る」
これを、「客離れが良い」という表現をします。
こう考えるのは、大抵が大手のハウスメーカーですね。
例えば、年間100棟の家を建ててる会社があったとします。
それらが全て自然素材の家だったとします。
無垢材に対するクレームや相談が100件発生するはずです。
そうなると、新築で100棟+クレーム&相談で100棟の、年間200棟に対して、誰かが対処をしないといけなくなるわけです。
ふつうに考えて、厳しい状況になりますよね。
これは個人的な感覚になりますし、社員数にもよると思いますが・・・
年間12棟くらいをMAXとして、家づくりをやっている会社でないと、自然素材&断熱性能などをこだわって出来ないはずです。
3人くらいでやっている会社は、年間3棟くらいで、こだわりのある家づくりをやっているはずです。
自然素材がいいと思うよりもまず大切な事は、「断熱性能」です。
これが全く考えて無ければ、自然素材にしても、空気は悪くなるだけです。
自然素材にすれば空気がキレイだとか、もの凄い勘違いしているプロも一般ユーザーの方も多すぎます。
を一通り読んでいただくと、よくわかると思います。
断熱性能が普通で、自然素材の家・・・
場合によってはカビ臭くなります。